第三百七十七話 秘めた意志その十八
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「人はそれだけで幸せになれますよね」
「そこまでかな」
「私達的には」
「というかこのうどんへの愛情は凄いな」
北岡が見てもだった。
「これはまた」
「名物で代名詞ですから」
「香川県のだよな」
「はい、ですから私達も」
美森は北岡にも話した。
「よく食べていて」
「そうしてか」
「主食の一つになっているんです」
ご飯と並んでというのだ。
「そこまでなっています」
「そうだよな、かく言う俺も」
北岡にしてもだった。
「好きだしな、うどん」
「そういえば北岡さんも」
「ああ、好きだよ」
「そうですよね、おうどん」
「だから毎日でもな」
「召し上がられますね」
「東京はどうしても蕎麦だけれどな」
こちらがメインだというのだ。
「それでもおうどんもな」
「お好きで」
「よく食うな」
実際にというのだ。
「こっちに来ては毎日で」
「それでは北岡さんも全メニュー制覇を」
「俺はあと少しだよ」
そうした状況だというのだ。
「本当にあと少しでな」
「制覇ですか」
「それが見えてきたな」
北岡は美森に微笑んで話した。
「本当に」
「それでは」
「近いうちにやるな」
制覇、それをというのだ。
「俺は」
「それは何よりですね」
「ああ、訓練もしながらだよ」
「おうどんも食べていきますね」
「美味いからな、ただ吾郎ちゃんも作るうどんもな」
今度は由良を見て話した。
「美味いんだよ」
「由良さん確かにお料理も上手ですよね」
「そうだろ?だからな」
「おうどんを作ってもですか」
「これが美味いんだよ」
「じゃあ今度私達もご馳走になっていいですか?」
勇者部の面々の中で最もうどんが好きかも知れない風は目を輝かせていた、そのうえで北岡と由良にお願いした。
「由良さんが作ったおうどんを」
「吾郎ちゃんどうかな」
「俺はいいですよ」
由良は北岡そして勇者部の面々に優しい笑顔で答えた。
「じゃあ友奈ちゃん達に」
「それじゃあ」
「明日にでも作るよ」
「楽しみにしています」
「明日の夜に作るよ」
この時にというのだ。
「讃岐うどんをね」
「おうどんは私も好きです」
先生も言ってきた。
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