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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十七話 秘めた意志その十二

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「ならな」
「別にいいってだね」
「思ってるさ、それじゃあな」
「うん、これからもだね」
「明日もな」
 まさにと言うのだった。
「訓練をしてな」
「そして強くなってね」
「戦いの時になれば」
「勝つね」
「モンスターにもスサノオにもな」
「合わせて十三人ですね」
 先生はここまで聞いてライダーの数を確認した。
「ライダーの方は」
「ああ、あとな」
「オルタナティブの人達もですね」
「今回はサポートで来てくれるからな」
「そして戦うこともですね」
「その人達も出来るからな」
 城戸は先生にこのことも話した。
「だから俺達の戦力はな」
「高いですね」
「だから安心してくれよ」
「モンスター、スサノオと戦う戦力はですね」
「ちゃんとあるんだよ」
 自分達にはというのだ。
「俺達にはな、だからその戦力をな」
「今はですね」
「訓練とかでな」
「高めていくことですね」
「ああ、じゃあいいな」
「はい、明日もまた」
「訓練しような」
 城戸は最後まで笑顔だった、それは翌日の訓練でも同じだったが彼のまさに全てをぶつける戦闘スタイルには。
 風もだ、樹と共に彼と手合わせをして言った。
「いつも全力だから」
「只でさえ強いのに」
「余計に強いわね」
「そうよね、城戸さんって一直線で」
 樹は龍騎の戦い方の話もした。
「向かってきて」
「それを防ぐのが大変なのよね」
「かわしても」
 防ぐのではなくそうしてもというのだ。
「ちょっとね」
「かわしきれなくて」
「ぶつかるから」
「強いのよね」
「本当に」
「こいつは闘牛の牛なんだよ」
 二人にゾルダが後ろから話した。
「言うならな」
「龍なのにですね」
「ああ、牛は俺だけれどな」
 ゾルダは笑ってこうも言った。
「それでもな」
「突っ込まれるのは城戸さんですね」
「そうなんですね」
「ああ、ただその戦い方がな」
 龍騎のそれがというのだ。
「強いだろ」
「剣に銃を使われて」
「相当に」
「カードの使い方もあれで上手だしな」
 このこともあってというのだ。
「あいつが強いのは事実だよ。けれどその一撃をかわせたらな」
「その時は、ですか」
「勝てますか」
「勝てないまでもな」
 それは無理でもというのだ。
「有利には戦えるさ」
「そうですか、私達も」
「それが出来ますか」
「防ぐのは相当難しいからな」
 龍騎の攻撃力と突進力を考えればというのだ。
「どうしてもな、けれどかわすのはな」
「防ぐよりも楽ですか」
「それよりも」
「ああ、だからな」
 それでというのだ。
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