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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十七話 秘めた意志その四

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「これから、だよな」
「はい、おうどんを食べに行きましょう」
「いいお店紹介してくれるんだな」
「そうさせてもらいます」
「そうか、じゃあ宜しく頼むな」
「そういえば本場の讃岐うどんはまだ食べたことがなかったな」 
 佐野はこのことに気付いた。
「東京は蕎麦が多いしな」
「東京ですか」
「俺達の世界の街だよ」 
 佐野は友奈のよく知らないという言葉にすぐに答えた。
「そこは蕎麦が多いんだよ」
「そうなんですね」
「それでな」
「そちらではお蕎麦が多いですか」
「そうなんだよ」
「そうですか、ですがこちらは」
 香川はとだ、友奈は佐野にあらためて話した。
「おうどんですから」
「それで、だよな」
「これからおうどんを食べに行きませんか?」
「宜しくな」
 佐野は友奈に気さくな物腰で答えた、そして他のライダー達もだった。
 勇者部の面々と共に彼女達が紹介するうどん屋に入った、そこは商店街の一店だった。その店の中に入り。
 それぞれこれはといううどんを注文して食べた、すると最初に城戸が目を丸くさせてそのうえで言った。
「本当に美味いな」
「そうだな」
 向かいの席の秋山も頷いている。
「独特のコシがあってな」
「味自体もよくてな」
「おつゆともよく合っている」
「そうだよな」
「これはかなり美味い」
 こうも言うのだった。
「何杯でも食えそうだ」
「そうだよな」
「今俺はきつねうどんだが」
「二杯目は別のうどんにするんだな」
「そうするか」
「じゃあ俺もな」
 城戸も言うのだった。
「二杯目は鴨なんばにするか」
「今は力うどんでか」
「そっちにするな」
「おうどんの種類は全部揃ってますから」 
 夏凛は肉うどんを食べつつ話した。
「ですから」
「どんなおうどんでも召し上がって下さい」
 こう秋山に言うのだった。
「是非」
「その言葉通りにさせてもらうな」
「是非共」
「僕二杯目は若布うどんにするよ」
 東條は山菜うどんを食べつつ言った。
「そちらにね」
「あっさりしてるよな」
「それでおうどんの味がわかりやすいから」
「しっかり味わえてか」
「だからね」
 それでというのだ。
「二杯目はね」
「若布うどんか」
「そちらにするよ」
「俺は山かけにしようか」
 芝浦はこちらだった。
「一杯目もそうだけれどな」
「二杯目もかよ」
「ああ、美味いからな」
 だからだというのだ。
「おかわりするか」
「山かけな」
「美味いもんだよ、こっちも」
「山かけそばじゃないんだな」
「だからこっちはうどんだろ」
 香川ならとだ、芝浦は佐野に笑って返した。
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