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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十六話 清廉な心その十三

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「そうしています」
「そうだね、君達の戦いは終わったけれど」
「はい、ですが」
 それでもというのだ。
「今はです」
「モンスター、そしてスサノオとだね」
「戦っています」
「あの、それでなんですが」
 夏凛が話した。
「モンスターやスサノオについては」
「知っていることをですね」
 須藤が応えた。
「教えて欲しいと」
「はい、そうしてくれますか」
 こうライダー達に守るのだった。
「ここは」
「そのことですね、ではです」
「すぐにですか」
「はい、こちらもです」
 まさにという返事だった。
「すぐに届けさせてもらいます」
「そうしてくれますか」
「スサノオ、そしてモンスター達のデータをまとめたファイルを持っています」
 ライダー達はというのだ。
「ですから」
「そのファイルをですか」
「皆さんに読んでもらいます」
「それは有り難いですね」
 風も須藤の話を聞いて声を明るくさせた。
「実は私達モンスター達のことは」
「よく知らないのね」
「はい」
 風は霧島のその問いに素直に答えた。
「全く」
「種類も数も多くて」
 樹も困った顔で話す。
「それで、です」
「それは仕方ないわね、やはりね」
「どうしてもですか」
「ええ、多くの種類と数がいるのよ」
「モンスター達は」
「そしてスサノオは」 
 霧島は自分達の究極の敵であるこの神の話もした。
「今はデストロン首領の姿でも」
「あの骸骨ですね」
 美森が霧島に応えた。
「原人みたいな」
「ええ、あの姿は実は姿の一つよ」
「姿の、ですか」
「スサノオのね」
 そうだというのだ。
「あの姿以外にも多くの姿を持っているの」
「そういえばそんなことも言っていました」
「そうだったね」
 友奈は美森の言葉に応えた。
「スサノオは」
「ええ、あの時ね」
「私達の前に出て来た時に」
「そうだったわ」
「そう思うと」
 どうにもとだ、また言う友奈だった。
「スサノオは本当にね」
「色々な姿になれるのね」
「あの姿の時もあれば」
 霧島は少女達にさらに話した。
「他の姿の時もね」
「あってですか」
「それで、ですか」
「戦う時もあるわ」
「そうなんですね」
「あの骸骨の姿の時以外も」
「そのこともわかっておいてね」
 こう言うのだった、少女達に。
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