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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十六話 清廉な心その一
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               第三百七十六話  清廉な心
 城戸真司と秋山蓮はこの時北岡秀一の事務所の席に座ってコーヒーを飲んでいた、北岡は自分の席から二人に文句を言った。
「お前等最近よく俺の事務所に来るな」
「来たくて来ていないからな」
 秋山はコーヒーを飲みつつ北岡に返した。
「別にな」
「腹の立つ言い方だな」
「そうか」
「コーヒーまで出しているのにそうした態度なんだな」
「悪いか」
「悪いに決まってるだろ、折角エボルトの話が落ち着いたのにな」
「今度は魔王とか言ってるよな」
 城戸も言ってきた。
「俺達も色々出て来るのと戦ってるしな」
「この前はゴッドの怪人と戦ったな」
「そうそう、あいつ等な」
 城戸は秋山の言葉に応えた。
「昨日出て来たな」
「何かあるな」
「あるっていうか魔王になるって奴はな」
「俺達の前には姿を現さないな」
「こっちの世界にいるんだよな」
「そのことは間違いないな、吾郎ちゃんが調べたからな」
 北岡はこのことは文句ではなく普通の口調で述べた。
「だからな」
「吾郎ちゃんが調べたなら間違いないか」
「ああ、探偵になってもプロになれる位だからな」
「じゃあ左のところにも就職出来るか」
「あいつにも勝てるだろうな」
 北岡はこうまで言った。
「ホッパーの二人がやってるな」
「あの二人にもか」
「吾郎ちゃんなら勝てるな」
 こうも言うのだった。
「冗談抜きでな」
「そうか、けれど俺達にはか」
「あいつはどうも並行世界の俺達と絡んでいてな」
 それでというのだ。
「俺達自身の前には出ないな」
「それじゃあ士と同じか」
「あいつか、そういえばあいつは魔王とかなり関わっているみたいだな」
 秋山は二人のやり取りから言った。
「それぞれの世界に行って」
「あいつはか」
「そうだ、あいつだけはな」
 他のライダー達とは違ってというのだ。
「魔王とな」
「直接関わっているんだな」
「この世界の俺達の中ではな」
「あいつはな」
 城戸も門矢について述べた。
「また特別だからな」
「そうだな」
「それでか」
「あいつはあいつで動いている、そしてな」
「俺達はか」
「そうだ、俺達でだ」
 秋山は城戸にも話した。
「やるべきことがある」
「それぞれの世界に行ってな」
「スサノオと戦う」
「それだよな」
「あいつはそちらもしているがな」
 門矢もとだ、秋山は話した。
「俺達はな」
「ああ、俺達でな」
「それぞれの世界でな」
「また戦うか」
「そうしていくぞ」
「というかそろそろな」
 北岡が言ってきた。
「また他の世界から誰か来そうだな」
「ここにか?」
「そんな気がするな」
「何かそうした話になるとな」 

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