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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第26話 六課の意義
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「頭をあげて下さい。それに、アレは……どうしても責任を取る必要が有りました。俺達はその責任を取るために」

「リュウキ・ハザマ君の事。そして、預かっていた船を堕としてしまった事、だね?」

 頭を上げた統括官が真っ直ぐコチラを見る。そして、アイツの名前を出されて一瞬怯んでしまった。

「教えてくれ。緋凰……いや、響。君たちが抱えてしまい、そして、彼女に利用されるに至った事を。僕にはそれを聞く理由がある」

「……そんな、いや、しかし。アレはもう」

「君たちの提督から言われたよ。私が離れてしまい、彼らにかぶる必要のない罪をかぶせてしまった、きっと強く責任を感じているだろう、と。最後までそう言っていた」

 それを聞いて、後ずさる。統括官を見られなくなる。

「名前を聞いても教えてくれなかった。フォルモント提督。その方から遠回しに聞いていたさ」

 その名前が聞こえた瞬間、膝をついて座り込んだ。
 


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