第三百七十五話 アマゾンの死闘その三
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「それじゃあね」
「今からですね」
「戦いのはじまりだよ」
こう言うのだった。
「長いね、けれど」
「その戦いをですね」
「皆で戦っていこう」
こうハヤトに言うのだった。
「いいね」
「はい、それでは」
ハヤトも頷き他の戦士達もだった、アギトの言葉に頷き。
アンノウンの大群を迎え撃った、数とそれぞれの戦闘力で向かって来る敵を戦士達は連携して倒していく。
その状況を船の甲板から見てだった、シャーロットは言った。
「数は多い、けれど」
「それでもですね」
「例えどうした戦いになろうとも」
クリスにも言うのだった。
「負ける道理はない」
「僕達に」
「人間として戦えば」
クローディアが言う言葉を自分も言っていると思いつつもだ、同じ考えだから言うのだった。
「問題ない」
「最後に勝っているのは」
「私達」
こう言うのだった。
「絶対に」
「そうですね、作戦も既に立てていて」
「その通りに動いている」
「だからこそ」
「最後に立っているのは私達」
「後は諦めないことですね」
「それが一番難しくても」
諦める、このことがというのだ。
「けれどそうして戦っていけば」
「そうですね、戦っていきましょう」
「このまま」
こう言ってだった、シャーロットは後方のサポートに徹して彼女も戦った。それはクリスも同じだった。
アマゾンでの戦いは最初から激しいものだった、フリッツはアンノウン達を狙撃しレイティアは格闘で倒していく、そうして確実に倒していくが。
敵は尽きない、だがレイティアは笑って言った。
「わかっていたらね」
「ああ、敵はそう簡単に減らないってな」
フリッツもレイティアに応えて言う。
「何てことはないな」
「そう、それならね」
「減って一体もなくなるまでな」
「戦うまでよ」
「そういうことだよな」
「こうしてね」
拳を前に繰り出してだった、レイティアはアンノウンを一体吹き飛ばした、そうして目の前の爆発を見つつ言うのだった。
「倒すだけよ」
「冷静にな」
「冷静さは絶対に持っていて下さい」
横から超能力で戦う輝気が言ってきた。
「熱くなって若し前に出過ぎたら」
「アマゾンの中で迷うかね」
「アンノウンの大群に囲まれて終わりだな」
「そうなりますから」
だからだというのだ。
「冷静さは忘れないで下さい」
「そうして皆で連携して戦っていく」
「そういうことよね」
「そうです、僕達もいますから」
輝気は二人にさらに話した。
「落ち着いてやっていきましょう」
「落ち着いていけばです」
紗矢華も弓を放ってレイティアの援護をしつつ言う。
「勝てますから」
「むしろこれ位で熱くなるならな」
月光は美雷のフォローを受け
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