暁 〜小説投稿サイト〜
おっちょこちょいのかよちゃん
11 四つの不思議な石
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 かよ子と冬田はフローレンスとイマヌエルによって自分達の町に連れて帰って貰った。とある十字路で降ろして貰った。
「フローレンスさん、イマヌエルさん。ありがとう」
「それではまたお会いしますわ。さようなら」
「あ、あの・・・!!」
 かよ子は二人を呼び止めた。
「何かあるのか?」
「あの秘密基地の事、私が知ったら杉山君に嫌われるんじゃないかって心配なんだ。大丈夫かな?」
「そ、そうよねえ!私も大野君に嫌われそうで心配だわあ!」
「大丈夫ですよ。彼等もきっと理解してくれます。但し、他のお友達に言いふらしませんようにする事が条件ですよ」
「はい、ありがとうございます」
「ああ、そうそう、私からは此方を差し上げますわ」
 フローレンスは背中から羽根を二枚抜き取りかよ子と冬田に渡した。
「この私の羽根で空を飛ぶ事ができます。高速かつどこまでも飛行できますわ。飛ぶ時は常にこの羽根を身につけて放してはいけませんよ。途中で放しますと落ちてしまいますからね」
「うん、ありがとう、フローレンスさん」
「それではさようなら」
 フローレンスとイマヌエルは飛び去った。
「冬田さん、この喧嘩止めよう!」
「そうねえ、大野君達の為にもねえ!!」

 杉山、大野、ブー太郎、まる子からなる組織「次郎長」は石松と名乗った男と対面していた。
「い、石松ってあの『森の石松』う〜!?」
 まる子は驚きを露にした。
「それでその石松が俺達に何の用だ?」
 大野が質問した。
「某は組織結成の際に我が親分の名を使用した事で喜んだ。某はお主らを次郎長親分のように強くしてやりたいと思ったのだ」
「オイラ達をどう強くするんだブー?」
「某はこの四つの石をお前らに授けたい。この石には力があるのだ」
 石松は四つの石を杉山達に渡した。杉山には黄色の稲妻模様の石を、大野には木の葉が描かれた石を、ブー太郎には水のような青い石を、そしてまる子には炎のように赤い石が渡された。
「杉山さとし、お主の石は『(いかずち)の石』。雷を操る事ができる。時には天候操作もできる。大野けんいち、お主の石は『草の石』。植物を巧みに操れる。草を伸ばして鞭にしたり、種を弾丸のようにしたりな。富田太郎、お主の石は『水の石』。水を操る能力がある。水を掴んだり、水上を歩く事もできるぞ。さくらももこ、お主の石は『炎の石』。炎を操る能力だ。炎を手に持つ事や己の体に触れた相手を熱で火傷させる事もできる。この石は今後お主らにとって大いなる事に役立つであろう」
「大いなる事って何だブー?」
「今この世界、特にこの日本は破滅へと導かれる危機にある。その石はそれを防ぐ為の鍵になるという事だ。では」
 石松は幽霊のようにスッと消えてしまった。
「ねえねえ、この石どうする〜?」
「もしかしたらあの石
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ