第三百七十四話 アマゾン入りその十六
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「立場が違うと本当に違うってことだね」
「要するにね」
「それがわかったよ」
しみじみとした返事だった。
「僕も」
「そういうことでね、それと」
「それと?」
「こいつのアドバイスは本当に役に立つから」
小沢は北條を見て仲間達に話した。
「このことは事実だから」
「それでだね」
「お話はよく聞いてね」
「うん、じゃあ僕達もね」
「音楽はともかくとして」
そふぃが述べた。
「頼りにさせてもらいます」
「私でよければ。そふぃさんは今はよく休んで下さい」
北條は早速そふぃにアドバイスをした。
「激しいダンスの後なので」
「だからですか」
「入浴とマッサージで」
その二つでというのだ。
「身体を休ませて下さい」
「そうさせてもらいます」
「そしてアスタ君は特に」
彼にも言うのだった。
「先程も実戦さながらの訓練だったので」
「だからですか」
「このままでは身体を壊してもおかしくないので」
そこまで激しい訓練をしているからだというのだ。
「くれぐれもです」
「風呂とマッサージですね」
「それは忘れないで下さい」
「わかりました、しっかりと入って受けます」
「アスタ君の戦い方は見事ですが後は考えて下さい」
戦闘のそれはというのだ。
「身体の負担も大きいので」
「それで、ですね」
「よくです」
こうアスタに言う、そしてだった。
北條自身も自分の身体のケアは忘れていなかった、戦士達は訓練の後で身体を休めることにも心を置きそうしてアマゾンでの決戦の時に備えるのだった。
第三百七十四話 完
2019・5・1
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