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魔法学校の事件
第六章
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「あったら言うてくれ」
「くっ・・・・・・」
 教頭は言葉を発せられなかった、それでだった。
 その場に両膝を着いてしまった、そして取り調べではイザベルの言う通りのことの他にテロリストであり巨人軍やマフィアとの癒着、女子生徒達へのセクハラまでわかった。
 こうしてこの教頭は学校を懲戒免職となり裁判の結果刑務所に送られた。これで事件は終わり学校に平和が戻り二人は校長に礼と報酬を受け取って学校を後にした。
 学校を出るとだった、イザベルはチェチーリアをある店に騒動を解決した祝にと飲み食いに誘った。そこは居酒屋で。 
 イザベルは店に入るとすぐにチェチーリアと共に二人用のテーブルに座りグリルしたチキンであるボジョアサード、揚げた鶏肉であるボジョフリット、羊肉を串や気にしたチェラスコ、玉蜀黍の粉と挽肉で作る肉団子のスープであるソアプア、潰したキャッサバと挽肉で作ったハンバーグの様な肉料理であるバハグアマスカダ、玉葱や中の玉蜀黍をすりつぶして作ったバウンドケーキであるチーパグアスと酒に赤ワインを注文した。そしてだった。
 二人で飲み食いをはじめた、そうして宴がたけなわになった頃に。
 イザベルの手にあるものが宿った、ここで彼女の心に語り掛けてくる声が来た。イザベルはチェチーリアにその声の自分への言葉を話した。
「これはコンの帯や」
「アステカの神様の一柱やな」
「その神様の帯でな」
 それでとだ、イザべルはボジョアサードを食べつつ話した。
「あたしの力と素早さをかなり上げてくれる」
「そうした神具やな」
「そや」
 その通りだというのだ。
「あたしの戦闘力を上げてくれる」
「力と素早さからやな」
「僧兵のあたしに合ってるな」
「僧兵格闘も多いしな」
 チェチーリアはソアプアを食べつつ応えた。
「それだけに」
「そやな、それに」
 声はイザベルにさらに話しかけてきていた、彼女はそれをそのままチェチーリアに対して話をした。
「神託を適えてな」
「それでやな」
「あたし自身全体的に一回り強くなったわ」
 そうもなったというのだ。
「有り難いことに」
「それはほんまに有り難いな」
 チェチーリアから見てもだった。
「新しい神具と強くなった自分自身」
「これでもっとな」
 イザベルは今度はワインを飲みつつ話した、渋みが利いていて肉料理に実によく合っているワインだった。
「この世界を救う為に頑張れるわ」
「そう思うと余計にええな」
「ほんまにな、ほなな」
「これからもやな」
「頑張ってくわ、ここで飲んで食べて」
 そうしてというのだ。
「その後でな」
「神託適えて美味しいものも口にしたし」
「最高の気持ちで次の場所に行こうな」
 笑顔で言ってだ、イザベルはまたワインを飲んだ。そうしてこれかrな
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