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おぢばにおかえり
第五十三話 おさづけの理その十一

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「まだ卒業式があるけれどね」
「学校生活最大のイベントね」
「その時になったって感じよね」
「おぢばの学校にいた場合の」
「ええ、おぢばにいたら」
 つまり天理教の学校にいたらです。
「いよいよって思えるわね」
「そうよね」
「おさづけの理戴いてね」
「ようぼくにならせてもらうわね」
「そう思うとね」
 本当にでした。
「私今緊張してるわ」
「私もよ」
「私だってそうよ」
 皆もでした。普段とは違うおつとめ着姿でお話します。そうして私は神殿の方を見てこうも言いました。
「入学した時は夢にも思えなかったわ」
「それがもうすぐだからね」
「あっという間だったわね、高校時代」
「この前入学したって思ったら」
「もうおさづけだから」
「ええ、長いと思っていたら」
 高校時代の三年はです。
「本当にね」
「あっという間ね」
「いや、光陰矢の如しっていうけれど」
「本当よね」
「もう少ししたら卒業だしね」
「ええ、充実していたかしら」
 私はこうも思いました。
「三年間」
「ちっち吹奏楽部でようぼくコースだったし」
「色々やってたしね」
「寮にもいたし」
「忙しかったわよね」
「そうね、忙しかったわね」
 今思い返すとです。
「いい人にも沢山出会えたし」
「長池先輩ね」
「あの人よね」
「同じ兵庫の人でもあったし」
「そう、実は同じ兵庫県の人なの」
 実はこのことはずっと意識していませんでした、ですが長池先輩も兵庫県生まれで高校からおぢばにおられます。
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