第三百七十四話 アマゾン入りその六
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「すぐに暴走するから」
「そういえばあんた幾つなんだ?」
そのタツマキに問うたのはエクボだった。
「こう言ったら気を悪くするだろうが小柄だけれどな」
「二十八よ」
タツマキは隠さなかった。
「実はね」
「へえ、そんな年齢か」
「意外でしょ」
「ああ、高校生位かって思ったぜ」
「いや、私が妹だから」
エクボにタツマキが話した。
「その私が二十五なのに」
「それより下ってことはないよな」
「そうよ、お姉ちゃんの方が小さいけれど」
「別に小さくでもいいんじゃ」
こう言ったのはフレイだった。
「私もロキより小さいし」
「男女では当然だと思うが」
キンバリーはそのフレイに突っこみを入れた。
「姉弟でも」
「というか背の高い女の人が多くても」
インデックスは無意識のうちに背伸びをして言った。
「それでも男の人の方が大きいのは普通だよ」
「そうか?」
メリオダスがインデックスの指摘に応えた。
「俺はな」
「まあそうじゃない人もいるよ」
「普通は普通か」
「うん、仮面ライダーの人は大きい人多くてね」
「そういえば大きい人多いね」
「そうだよな」
フリッツはレイティアの言葉に応えた。
「ライダーの人達ってな」
「普通に背があるわね」
「それは俺もか」
木野は二人の言葉に応えた。
「そうか」
「はい、木野さんにしてみても」
「随分大きいですよ」
「私より高いですし」
綾火も言ってきた。
「皆さん」
「普通に一七〇以上ある人ばかりですよね」
紗矢華もライダー達を見つつ言う。
「背もあるから余計に恰好いいんですよね」
「何故ライダーの人達は皆さん背が高いのか」
清明も思うことだった。
「疑問です」
「実は皆巨人族の血を引いている」
キングは半分本気で言った。
「そうじゃないかな」
「じゃあ僕の親戚?」
「ひょっとしたらだよ」
キングはディアンヌにも答えた。
「そうかも知れないよ」
「じゃあ僕津上さん達の従妹かな」
「流石にそこまで近くないだろうけれどね」
「世界が違いますから」
北條が真面目に答えた。
「流石にそれは」
「ないかな」
「まず」
「というか本当に大きいでありんすな」
シャルティアが見てもだ。
「いつも見上げているでありんす」
「本当に巨人族の血が入っているのでは」
コンもかなり本気に思いはじめた。
「ライダーの皆さんは」
「全員が全員高くないがな」
そのコンに蘆原が答えた。
「それでもだな」
「平均して、ですから」
「俺達は背が高いからか」
「ふとそう思った次第です」
「確かに皆さん大きくて」
あおいも言うことだった。
「いつも見上げていますね」
「私自身はこの背だけれど」
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