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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十八話
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が作ったら呪いのアイテムになっちまうぞ。
ま、今のお前なら使えるだろうが」

吸血鬼の血で治したということは、楯無が僅かながら俺由来の吸血鬼性を帯びているということだ。

俺が作った御札等でも使えるだろう。

まぁ、臥煙がエピソードかコタンジェントでも送って寄越しかねんからやらんが。

「マジックアイテムは箒に頼むとして、怪異とある程度やりあえるような武器くらいは渡す事を約束しよう。
レーザーガンとかの装備だ」

「有り難く貰うぜ」

「さすがに魔法系装備は渡せんが、部隊員に気功の指導くらいはしよう」









楯無が負傷していた実動部隊の面々に交戦した相手がオカルティックな存在であること、対抗手段を教えることを説明し、実動部隊40人全員に気功を教えた(そのせいで夕飯を食べ損ねた)。

勝手な考察だが、気功は神話時代への回帰を示す能力だと考えている。

それに専門科連中が気功(霊力)を使っている事はわかっている。

つまりは人として怪異と対等に渡り合うには気功は必須。

例の鎧に対抗はできなくとも、自衛はできるだろうという考えだ。

そして楯無の頼みで刀奈達にも教えることになり、箒に頼んだのだが…。

「おいこらアバズレども」

刀奈の私室にて。

「誰がアバズレよ」

「一夏ひどい」

ベッドの上、枕側に更識姉妹が、足元側に俺が座っている。

「お前らだよお前ら。なんで箒にやらせねぇんだ?」

何故か箒じゃなくて俺がやることになった。

本人達の希望だとか。

本音? 虚さんにはしたないってしばかれたらしい。

「貴方の方が上手いって箒ちゃんが言ってたからよ」

「どっちも変わらねぇんだがなぁ」

むしろ俺がやるのはあんまり良くない可能性もある。

吸血鬼のエネルギーはプラスかマイナスで言えばマイナスだ。

つまり良くないものだ。

「あのなぁ、吸血鬼のエネルギーっていうのは陰陽で言えば陰のエネルギーなんだぞ?」

「いいじゃん。闇の力とか憧れる。それにお父さん達にもやったんでしょ?」

「まぁ…そうだが」

「じゃぁ私達にもしてくれるよね?」

引く気は無いようだ…。

「なんなの? お前ら俺の事好きなの?」

「まぁ、かわいいし」

「からかったら楽しいし」

もうやだコイツら…。

「そうかよ。じゃぁ脱いで背中見せるか首筋差し出せ」

「あらぁ? 吸血鬼サマはおねーさんの体を御所望?」

「簪ー」

「ん」

簪が背を向けて、着ている服を脱いでいく。

「ねぇ、感想は?」

「え?」

「だから、感想。私の体の」

「綺麗だと思うよ? スラッとしてて
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