第三百七十三話 海上での緒戦その十八
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津上はスマホを出してメールをした、それが終わってからハヤト達に言った。
「決戦になるからね」
「だからですか」
「今、ですね」
「それぞれの世界の皆に連絡をしたから」
こうハヤトとエミリアに話した。
「もうすぐ皆この世界に来てくれるよ」
「早いですね。ですが」
「この場合はだよね」
「早ければ早いだけですよね」
「そう、だからね」
津上はハヤトに微笑んで答えた。
「連絡したんだ」
「そうですよね」
「それで今すぐにね」
「他の世界からですか」
「皆来てくれるよ、じゃあ皆と合流して」
「はい、ではです」
クレアも津上に応えた。
「皆さんをお迎えしましょう」
「そうしてだよ」
「一ヶ月後の決戦に備えて」
「色々していこうね」
「朝になりましたし」
エミリアも朝日を見つつ言った。
「では」
「うん、皆を迎えて」
「そうしてですね」
「美味しいものを一杯食べて」
「それからですね」
「次のことをはじめようね」
「わかりました」
エミリアは津上に応えた、そしてだった。
戦いを終えた戦士達は自分達の仲間を迎えた、それは一ヶ月後の決戦のはじまりであった。それはもう幕を開けていたのだ。
第三百七十三話 完
2019・4・23
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