第三百七十三話 海上での緒戦その六
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「どうにも」
「ああ、けれどな」
「それでもですね」
「やっぱりこうしたことはな」
「慣れてこそですね」
「さもないとな」
そうでないと、というのだ。
「結局な」
「アンノウンそしてスサノオですね」
「あいつ等にも勝てないからな」
だからだというのだ。
「ここはな」
「より訓練をしていって」
「それでな」
「慣れてですね」
「ライダーの人達と完全に息が合う様になってな」
そこまで連携の域を深めてというのだ。
「そしてな」
「そうしてですね」
「戦いにもな」
これからのそれについてもというのだ。
「勝つな」
「では」
「ああ、もっとな」
「今の様な訓練をしていって」
「連携を深めていくな」
「まあこれは慣れね」
「そうよね」
サポート役の雪梅とノアはこう考えていた。
「最初は誰でもね」
「慣れないものだから」
「特にこれは相手あってこそだし」
「余計にね」
「そうなんだよな」
ハヤトは二人にも応えた。
「これが」
「そうよね、じゃあね」
「如月君も頑張ってね」
「ライダーの人達と一緒に戦っていくから」
「それは絶対のことだから」
「わかってるさ、じゃあな」
ハヤトは雪梅とノアに笑って応えた。
「これからもな」
「うん、ライダーの人達と一緒に訓練をしていって」
「慣れていこうね」
「そうするな、これで慣れたら」
ハヤトも言うことだった。
「本当に強いしな」
「そうよね」
「ライダーの人達と一緒に戦えたら」
「そうなったらね」
「凄く強いわね」
「だからな」
それでとだ、ハヤトは雲梅とノアに話した。
「俺はこのままやっていくよ」
「そうね、私達もね」
「サポート役だしね」
「ここはね」
「その立場で訓練していくわね」
「そうです、貴女達もです」
クレアも二人に話す。
「必要な戦力なのです」
「後方がしっかりしていないと」
「満足に戦えないですね」
「だからですね」
「私達もですね」
「そうです、しっかりとお願いします」
サポート役として万全に働ける様に訓練を受けて欲しい、こう言うのだった。そして実際にであった。
二人だけでなく他の後方要員も訓練を受けていた、その動きはよく小沢もサクラに対してこう言った。
「貴女の歌もね」
「それもなのね」
「そう、凄く頼りになるから」
だからだというのだ。
「これからもね」
「歌を歌っていけばいいのね」
「むしろね」
小沢はサクラにこうも言った。
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