第三百七十二話 ハンドレッド達その十四
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「そこからだ」
「学んで」
「そしてですね」
「明日だ」
この時にというのだ。
「今以上にだ」
「強くなることですね」
「そうなればいい」
こうエミリアとハヤトに言うのだった。
「俺達はな」
「俺達ですか」
「そうだ、俺達だ」
蘆原はハヤトの今の言葉にすぐに返した。
「俺達全員で戦うからな」
「だからですか」
「俺達は明日はだ」
「今日以上にですね」
「強くなってだ」
そしてというのだ。
「そのうえでだ」
「戦いの時は」
「勝つ」
「アンノウン達に」
「スサノオが出て来たらな」
「スサノオにもですね」
「そうだ、他にはない」
勝つしかというのだ。
「一切な」
「敗北は、ですね」
「負けたいか」
蘆原はクレアに鋭い目を向けて問うた。
「あいつに」
「いえ」
クレアもすぐに答えた。
「それはです」
「そうだな、それならだ」
「勝つ為にですね」
「今は訓練だ、アンノウン達のことも頭に入れてな」
このことも忘れないでというのだ。
「そうしてだ」
「そうですね、それでは明日も」
「訓練をしていく」
「後ちょっといい?」
真魚はハヤト達に食べつつ尋ねた。
「スサノオのことだけれど」
「はい、何か」
クレアが応えた。
「ありますか」
「皆スサノオの姿見たのよね」
「そのことですか」
「どんな姿だったのかな」
「はい、一つ目で他には何もない顔をしていて」
クレアは真魚に自分達が見たスサノオの姿を話した。
「マントを羽織っていました」
「ああ、その姿ね」
「この姿のスサノオもご存知ですか」
「ショッカー首領よ」
すぐにだ、真魚はクレアに答えた。
「その時の姿は」
「ショッカー首領ですか」
「この時のスサノオはね」
今度は津上が話した。
「かなりの力を持っていて攻撃力も強いから」
「注意すべきですか」
「どの姿の時も強いけれどね」
「その姿の時もですか」
「かなり強いから」
それでというのだ。
「注意してね」
「それではです」
今度はノアが言ってきた。
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