第三百七十二話 ハンドレッド達その十三
[8]前話 [2]次話
「仲間であることはね」
このことはというのだ。
「事実だから」
「だからですね」
「協力はしてるわ」
「私もです」
北條も言ってきた。
「一人でスサノオに勝てるか」
「それは絶対に無理だからね」
「協力しています」
「今もね」
二人でというのだ。
「そうしているわ」
「そしてアンノウンとも戦います」
「俺達は小沢さんがいないと戦えないんだ」
今度は尾室が話した。
「整備や調整をしれくれる人がいないと」
「ええ、Gシリーズはね」
小沢は尾室にも答えた。
「普通に変身するシステムと違うから」
「本当に機械ですから」
「機械は整備を忘れたらね」
それを怠ると、というのだ。
「本当にね」
「動けなくなりますね」
「だからね」
それでというのだ。
「それは忘れないわ、私も」
「そうですよね」
「だからこいつのG3もよ」
ここでも北條を見るのだた。
「いつもよ」
「整備してますか」
クラウディアは今度は確かな声で応えた。
「そうですか」
「ええ、そうよ」
「しっかりとした整備をしないと」
シャーロットが言ってきた。
「機械は駄目だし生身も」
「そうだ、休ませて手入れをしないとだ」
このことは木野が話した。
「すぐに駄目になる」
「そうね」
「だからそちらもな」
「しっかりとしてこそ」
「満足に戦える、大事な時に怪我をしているとな」
「それだけでマイナスだから」
「今はこうしてだ」
「しっかりと食べて」
「休むことだ」
それが一番だというのだ。
「いいな、全員がな」
「それじゃあ」
「そしてですね」
クリスはここで冷静に述べた。
「明日もですね」
「そうだ、訓練を行ってだ」
そしてと言うのだった。
「強くなってだ」
「連携もですね」
「出来る様になる」
「今日見た限りでは」
「三人まではいいがな」
「はい、ですが」
それ以上になると、というのだ。
「そこからは駄目で特にライダーの皆さんとの連携は」
「それが出来ないと駄目なのはわかってるけれど」
それでもとだエミリアが言ってきた。
「けれどね」
「全く出来ていなかったよな」
ハヤトも言ってきた。
「本当に」
「反省材料ばかりだよ」
「そうだよね」
「反省するならいいことだ」
ここで言ったのは蘆原だった、夕食のサンドイッチを食べつつの言葉だ。メニューは他にはパンプキンスープにオムレツにサラダ、そしてチーズといったものだ。デザートにはフルーツの盛り合わせが用意されている。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ