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北から南へ
第一章
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での所業を問われ徹底的にその悪事を追及されて遠山の言う通りこれ以上はないまでの処罰が下された。
 切腹になる様な証拠は鳥居自身が揉み消していたのかならなかったがそれでもその悪事があまりにも酷くしかもだった。
 誰もが鳥居を忌み嫌い二度と表に出て欲しくないと思った。そうすれば自分を処罰した自分達にどの様な復讐を企むかわかったものではないからだ。
 だからこそ彼を永蟄居にして江戸からも追い出した、こうして鳥居忠耀は幕府から完全に遠ざけられた。
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