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Teen age blue
第三章

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「中学生とか高校生の時って訳もないのに気が晴れなくなる時があるらしいのよ」
「そうなの」
「だからね」
 それでというのだ。
「そうした時はね」
「こうしてなのね」
「身体を動かしてお風呂に入って」
「そうしたらなのね」
「いいって言われて。実際に私もなのよ」
「気が晴れない時はなのね」
「まずは身体を動かして」
 そうしてというのだ。
「それでね」
「お風呂に入ってるの」
「実際にそうしたらよ」
「今みたいにすっきりするのね」
「ストレスも解消されるし」
 このこともあってというのだ。
「だからね」
「気が晴れないとなの」
「家にいる時でもランニングをしてお風呂に入れば」
 それでというのだ。
「かなりすっきりするから」
「お勧めなのね」
「私にしてもね。だからね」 
 私ににこりと笑って話してくれた。
「あんたもそうしてね」
「すっきりすればいいのね」
「それでね」
「成程ね、普段は部活で身体を動かしてるから気が晴れなくてもすっきりするし」
「身体動かしてお風呂に入ったら」
「もうそれで随分違うのね」
「そうよ、じゃあこのお風呂の後は」
 ワイン風呂の後はとだ、友達は私に話してくれた。
「その後はね」
「どうするの?」
「身体と髪の毛を洗って」
 そしてとだ、私に言ってくれた。
「帰りましょう」
「そうね、すっきりしたし」
「それでね」
 さらにと言うのだった。
「明日からまた頑張りましょう」
「そうするわ」
 私は友達ににこりと笑って答えた、そしてジムを出て家に帰ってすっきりした気持ちで夜を過ごした。
 私は孝行を卒業してから就職したけれど就職してすぐにジムに入会した。そこで毎日汗を流した。そうしてストレスを感じることが少ない快適な生活を過ごせて結婚してからも子供にアドバイスが出来た。思い返すと気が晴れなかった時に友達にジムに連れて行ってもらったことがすべてのはじまりだった。


Teen age blue   完


                2019・1・2
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