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Teen age blue
第二章

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 けれどその出費のことは今は置いておいてだった、私は友達と一緒に更衣室でレンタルした競泳水着に着替えてからだった。 
 プールに出て準備体操をした、プールは二十五メートルでここも清潔なものだった。プールサイドはダークグリーンで内装は学校のものというよりは競技用の感じだった。室内なので温度も快適だった。
 私はプールの中に入るとすぐに泳ぎはじめた、気を晴らす為にとにかく泳ぎたかった。
 クロールに平泳ぎ、背泳ぎにとだ。もう休む間なく泳いだ。それで一時間程泳ぐとだ。
 休んでいた友達にこう言われた。
「どう?気が晴れた?」
「ううん、晴れたっていうか」
 コーナーのところに立っている友達にプールの中から答えた。
「泳いで泳いでね」
「本当に休む間なく泳いでたわね」
「もう泳げないわ」
 かなり疲れた、正直これ以上泳げるかというと無理だった。
「これはね」
「じゃあ次はね」
「お風呂ね」
「そっち行く?」
「そうね、あんたも泳いだわよね」
「あんた程じゃないけれどね」 
 私にくすりと笑って答えてくれた。
「かなり泳いだわ、それで身体も冷えたし」
「次はお風呂でね」
「サウナにも湯舟にも入って」
 そうして徹底的に楽しんでというのだ。
「すっきりしましょう」
「それじゃあね」
 こうしてだった、私達は今度はお風呂に入りに行った。プールに入る時に着替えた更衣室からそのまま行けたので楽だった。
 二人で水着を脱いでそうしてだった、身体を洗ってサウナにも水風呂にも入った。勿論湯舟にも入った。
 サウナと水風呂、湯舟をローテーションで入って汗をかいて身体を冷やしてを繰り返してだった。私達は今はワイン風呂に入ってた。その中で友達に言った。
「何かね」
「気が晴れたでしょ」
「ええ、随分とね」
 思いきり泳いでお風呂にもじっくり入るとだった。
「そうなったわ」
「そうでしょ、中学の時にお母さんに言われたの」
 友達は私ににこりと笑って話してくれた。
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