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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百七十二話 ハンドレッド達その七

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「僕は戦略主任ですが」
「ヴァリアントでなくともな」
「戦ってです」
「自分達の出来ることでな」
「そしてです」
 そのうえでとだ、クリスは言うのだった。
「人達を守っています」
「そうだ、俺達は人を守る為に戦うこともあれば」
「他の世界を巡っている時は」
「今の様にな」
「人間としてですね」
「奴の挑戦を受けてな」
 スサノオ、彼のというのだ。
「戦っている」
「人間として」
「そうしている」
「なら答えは一つだ」
 シャーロットも言った。
「戦う、そしてだ」
「勝つことね」
「それしかない」
 シャーロットは小沢にも答えた。
「僕が思うにな」
「そうよ、売られた喧嘩は買うよ」
「それしかないな」
 レイティアとフリッツも答えを出した。
「やっぱりな」
「こっちとしてはね」
「売られたからには」
「もうね」
「勝ってやってな」
「勝つしかないわね」
「そういうことです」
 北條はレイティアとフリッツにもこう返した。
「答えは一つです」
「人間としては」
「本当にそうですね」
「だからこそ私達もここに来ました」
 この世界にというのだ。
「人間として」
「人間ならばですね」
「仕掛けられたなら受けて立つ」
 今度はリディとエリカが応えた。
「そして勝つ」
「そうするだけですね」
「簡単に言いますと」
 北條はリディとエリカにも応えた。
「そうなります」
「そうですね、ではです」
「早速戦いの用意に入りますね」
「そうです、ですが」
 北條はリディとエリカに冷静かつ淡々とした調子で答えた。
「問題はその用意です」
「具体的にはどういったものでしょうか」
 スグレがそのことを尋ねた。
「それで」
「まずはだ」
 木野が言ってだった、すぐに。
 人数分はあるかと思われるファイルを出して会議室の今自分達が座っている円卓に出してそのうえで言った。
「全てのアンノウンのデータが書かれている」
「全てのですか」
「そうだ」
 こう雲梅にも答えた。
「まさにな、写真も付いている」
「それを読んで、ですか」
「まずはアンノウンのことを知ってもらう」
 敵である彼等のことをというのだ。
「是非な」
「わかりました」
 雲梅は木野の言葉に頷きそのファイルを受け取って開いた、そうして中を少し読んでからクリスに言った。
「わかりやすいわ」
「そうね、かなりね」
 クリスもそのファイルを読んで言った。
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