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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜アルスター襲撃〜 後篇
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フィアの狙撃によってセンサー部分が破壊された事でヘクトルの操縦席にいる猟兵は驚いた。
「フフッ、それだけ図体があるんだからこのくらいは耐えられるよね?――――――イルレスの氷柱!!」
「ガアッ!?なあああああああっ!?」
そこにフルーレティが発動した魔術によってヘクトルを中心に地面から現れた巨大な氷柱がヘクトルを貫き、他の機甲兵よりも厚い装甲に覆われているヘクトルが氷柱に貫かれている事を見た猟兵は信じられない表情で声を上げた。

「大地の力よ、今ここに集え――――――メテオグレイブ!!
「月女神リューシオンよ、裁きの鉄槌を今ここに――――――神槍の流星!!」
「天の光よ、あらゆる穢れを浄化して――――――天界光!!」
「グウッ!?」
リリカ、ユリーシャ、フィアが放った最上位クラスの魔術によるダメージはさすがのヘクトルも防ぐ事ができず、ダメージを受けると共に怯んだ。
「セイッ!!」
「邪魔ッ!!」
「グアッ!?しまった―――ガッ!?」
そこにジェダルが人間離れした跳躍力で、フルーレティが転移魔術でそれぞれ操縦席があるヘクトルのヘッド部分へと襲い掛かって同時に強烈な攻撃を叩き込んだ。するとヘクトルはヘッドに強烈な衝撃が与えられた事でバランスが崩れて地面に仰向けに倒れた!

「一気に決めるぞ、フルーレティ!」
「フフ、”アレ”をやるんだよね?いいよ、ジェダル…………!」
仰向けに倒れたヘクトルの様子を見て好機と判断したジェダルに呼びかけられたフルーレティは頷いた後その場でジェダルと共に集中した。するとヘクトルを中心に広範囲に広がる漆黒の波動が現れた!

「「共鳴紋瘴!!」」

「ぐぎゃあああああああっ!?……………………」
極限まで同調させた漆黒の波動で周囲を押しつぶすジェダル・フルーレティの協力技(コンビクラフト)――――――共鳴紋瘴はヘクトルを原型すら残していない姿へと押しつぶし、二人の合体技によって操縦席ごと押しつぶされた猟兵は絶命した!

また、ジェダル達がヘクトルとの戦闘を終える頃にはエステル達もそれぞれが相手をする機甲兵を撃破していた。

「終わりだ――――――神極突聖槍!!」
「ガフッ!?ク、クソッ…………何故貴様らのような化物が揃いも揃って遊撃士共に…………っ!」
シュヴェルトライテは凄まじい聖なる魔力を纏わせた神槍で常人には見えない凄まじいスピードで銃を持つシュピーゲルの操縦席があるヘッドの部分目掛けて突撃してヘッドの装甲を破壊しながら操縦席に座る猟兵の身体に大きな穴を開けて猟兵を絶命させ
「グオオオオオオオオ――――――ッ!!」
「ク――――――ッ!!」
隕石石化大地震撃(メテオペトロアースクエイク)――――――ッ!!」
「「「うあああああああああ――――――ッ!?」
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