第三百七十二話 ハンドレッド達その五
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「カレンさんと一緒なら」
「そう言ってくれるのね」
「ユニットですし」
「それでスフレはね」
「彼等と一緒でした」
三人の少年少女達を見ての返事だった。
「この度は」
「そうだったのね」
「彼等のフォローも兼ねて」
「何があった時に備えてです」
クリスがクールな声で言ってきた。
「艦首部分のパトロールはです」
「戦闘要員以外にですね」
「サポート要員も行ってもらっています」
そうだというのだ。
「ですから今回はスフレさんに行ってもらいました」
「そうでしたね」
「お疲れ様でした」
「いえ、これも当然のことですから」
「それにサクラさんは大丈夫ですよ」
今度はカレンが言ってきた。
「いつもアイドルのことは忘れないですから」
「そのことはわかっています」
スフレにしてもだ。
「長年マネージャーをしてますから」
「そうですよね」
「ただ。自由なところがあるので」
サクラのこの本質もわかっているのだった。
「そこが心配なのです、ただ」
「それでもですか」
「カレンさんが一緒なら」
それならと言うのだった。
「大丈夫ですね」
「私が一緒ならですか」
「はい」
カレンに微笑んで返事をした。
「貴女がいれば」
「それはどうしてですか?」
「サクラを見守っていざという時にはブレーキにもなってくれる」
「そうした人なんですね、私は」
「ユニットを組むと共に」
「確かにそうですね」
クレアもスフレのその言葉に頷いて述べた。
「如月カレンさんはそうした方です」
「会長さんもそう言われますか」
「はい、そうした意味でも素晴らしい人です」
「そうですね、ですから」
「これからもですね」
「如月カレンさんにはこれからも頑張って欲しいです」
クレアは今度はサクラを見て言った。
「是非共、それでなのですが」
「彼等もですね」
「オルフレッド姉弟もですね」
「今来ます」
こう言ってすぐにだった、その三人も来た。三人はすぐに名乗った。
「ネサット=オルフレッドです」
「宜しくね」
「はい」
こう津上に挨拶した、見れば片目を眼帯で覆っている黒く短い目の無表情な感じの少女である。三人共小柄で肌は黒い。
「宜しくお願いします」
「クロヴァン=オルフレッドだよ」
今度ははっきりした顔立ちの少年が名乗った。
「僕達も今はこの学園にいるからな」
「ナクリー=オルフレッドです」
最後は小柄な猫耳の様な髪型の少女だった。
「私は二人の親戚になります」
「これで全員揃いましたので」
クレアがライダー達にあらためて話した。
「これからですね」
「はい、お互いの世界のことを話して」
「そうしてですね」
「これからのこともお話しましょう」
「
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