暁 〜小説投稿サイト〜
賢者の師範
第1巻
新たな外史×領地内での出来事
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まうのは俺の弟子なのと神皇帝と呼ばれる二つ名を持っている事。そして元部下、この三つがあるから自然と敬語になってしまうんだろうね。自宅にメリダとミッシェルの二人が客として来ていた。

このジジイを訊ねてくる者は結構いる。だがここに来るまでIDカードと持ち物検査をされてから来れるようにしてる。セキュリティーも厳しい、例え隣国の国王やその護衛であっても例外ではない。

「それはしょうがないですよ。私とマーリンの師範を敬語無しで喋ろと言うのは無茶振りです」

「私にとっても剣の師範が一真様=神皇帝だと認知しておりますから」

「・・・・それについては諦めよう、今回はこれを狩ってきた」

この世界では魔法はマーリンが極めて魔道具作りはメリダが極めた、とされている。実際は俺が教えた事になったが、この世界では幻や伝説と呼ばれた賢者と導師の師範が神皇帝と呼ばれた者として認知されている。

爺さんよりも婆さんの方がスタイルいいのは食生活を気にしてるのか?と思えば俺らがよくやっていたルームランナーなどの器具を使ってるとか。鳥と猪を一撃で仕留めたと報告し、今夜は猪を使った料理だと言い俺は台所に行く。

『今回もお喋りは俺だけなのか?』

『やっと起きたかドライグ』

『ああ、最近だと俺のみとされているが他の皆は寝ているな。ところでここは魔法と魔道具を教えたのが相棒になってるとか』

『まあな。魔道具はイメージした魔法とその道具に文字を書き込む事で付与される。文字数に制限されてて、多い少ないによって値段も変化する。この世界はアルファベットのようにいくつかの綴りとなり意味を持つ。一言で文字数オーバーになる事もよくあるらしい』

『なるほどな。で、相棒の魔道具はあるのか?』

『正直言っていらんよ。この世界の文字は複雑過ぎて分からんし、漢字を使ってやってみて成功させたが邪魔にしかならない』

そう言いながら料理を作ってたが、ここにいる者らが独り言をしているから頭の可笑しな人間だと思っていない。銃器は空間に入れてあるし剣は擬態化されたアクセサリーだし、ぶっちゃけ聖剣エクスカリバーだと知っているのもここに居る者のみ。

空間と言えばここで言う異空間収納と呼ぶ、が、俺が使ってる空間と異空間収納での違いとして魔法と神の力による違いのみ。ミッシェルと言えば日頃の鍛錬相手とされていて、元騎士団長で剣聖と呼ばれた二つ名を持つとか。

『で、今は何してるんだ?』

『見りゃ分かるだろ、魔物狩りと言うよりドウター狩りだ』

あれから二年経つけど俺らの生活に変化があると言えば、最近だと魔物化されたドウターが結構いる。なので最近は俺や蒼太と沙紀を護衛にして狩ってきたんだが、どうやらマーリンも狩場を見てみたいと言ってきた。

魔力が充満し
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