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幼馴染が寝取られた?よろしい、ならば報復だ。
幼馴染が寝取られたので報復しました。
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[1] 最後
アルファは、1人の女性に想いを寄せていた。その女性の名前はサテラ。2人は同い年でとても仲がよかった。サテラは燃えるような赤毛で赤い眼の美少女、アルファは漆黒のような黒髪に黒い眼の美少年だ。
アルファとサテラが18歳になった時、成人の儀式を行うことになった。
成人の儀式では、適正職を知ることが出来る。
平凡なものでいえば村人・漁師・木こりなどであり、よければ戦士・魔法使い・僧侶と言った戦闘系のものになる。場合によってその者の人生が大きく左右されるので、多くの者がこの儀に期待していた。アルファは別にこの村で平和に過ごすことができればよかったので、一番はずれの村人でも何の問題もなかった。

儀式は村の広場で行われる。魔法使いの人が職業をみることができるらしく、広場の中央には王都から派遣されたのだろうか、この村では見ないような衣装の女性がいた。
「では、アルファ・リーデルシュタイン、前へ」
アルファが最初だった。見れば、サテラが手をふってくれている。アルファも少しだけ手をふり、中央にむかった。
前に来たアルファを見て魔法使いの女性が呪文を唱えた。
すると、アルファの目の前に文字が現れた。
(Schiedsrichter)―――これがアルファの職業なのだが誰も見たことがないという。
まあ、どうでも良いことであるがな。

そういう風に考えている間にも儀式は進んでいった。中には戦士や魔法使いもいたが、大抵の人が村人や木こりだった。こんな田舎なんだから当然といえば当然。むしろ、戦闘系の職業がいたことへの驚きが大きい。
「最後に、サテラ・ヴァーミリオン。前へ」
サテラが最後だ。サテラはどんな職……
「これは……剣姫!?剣姫が。」
これには村中が驚いた。無論アルファも驚いている。剣姫は、何百万人に一人といわれる最高峰の職業だ。それが……見ると、サテラも驚きを隠せていないようだ。
こうして、成人の儀を終えた後……村はお祭り騒ぎになった。
剣姫は、勇者とともに魔王と倒す義務があるーーーーそう、魔法使いの女性は言った。明日にはサテラは、この村を出て王都にいる勇者パーティーに合流するらしい。はっきり言ってアルファはショックを受けていた。この村でずっとサテラと一緒に過ごせると思ったのに。魔王を倒すには結構な時間がかかるのだろう。村のみんなは、英雄がこの村から出ると喜んでいるが、アルファは祭りの最中も暗い気もちでいっぱいだった。
大人たちが酔い始めた頃、アルファはサテラに呼ばれ、人目の少ないところに連れてこられた。
「私……剣姫なんだって……」
そうサテラは切り出した。
「剣姫なんてすごいじゃないか。たくさんの人がのどから手が出るほどほしがる最高峰の職業を手にするなんて、きっとサテラの日ごろの行いがよかったんだよ。」
「私は……剣姫なんかなり
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