暁 〜小説投稿サイト〜
ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ
『ルイズが召喚したのが、ニドラン(♂&♀)だったら?』
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、ニドラン達を連れて歩くルイズを見ると、皆、道を開けるようになった。

 ルイズは、不満だった。使い魔が立派で強くて美しいから皆が道を開けるなら良いが、毒が怖いからという理由だけで道を開けられるのはどうも気に入らなかったのだ。

 ニドラン達は、すっかり番として仲良くなっているのか、毛繕いし合っている姿がよく見られた。そんな仲睦まじい姿も、色恋沙汰に縁の無いルイズには、ため息ものだった。

 ある日、ルイズが食堂で香水を拾ったことで、ギーシュの二股が発覚し、二人の娘に振られた原因をギーシュはルイズに追求して決闘沙汰になった。

 完全にアウェイな状況の中、ニドラン達が乱入し、フーッ!キーッ!とルイズを守るように勇敢にもギーシュを威嚇する。

 ギーシュは、毒さえ喰らわなければ大丈夫だと高をくくって、ワルキューレを錬成して向かわせた。

 ワルキューレの足がニドランのオスを蹴り上げようとしたとき、その小柄な体からは想像も出来ないスピードと跳躍と、そして脚力で二度蹴りという技を繰り出したニドランのオス。たちまちワルキューレは、破壊された。

 思わぬ攻撃力に焦ったギーシュは、自分に向かってくるニドラン達を倒すべく複数のワルキューレを錬成するが、今度は足下をちょこまかとすり抜けられ、あっという間に二匹のニドランに飛びかかられた。二匹に押し倒され、毒の角を突きつけられて、ギーシュは、泣きわめきながら降参だと叫んだ。

 えっぐえぐと情けなく泣くギーシュの上で、二匹のニドランは、ピョンピョン跳ねて勝利を喜んでいた。合計、16キロの体重に跳びはねるものだから、下敷きにされているギーシュはたまったものじゃなく、あっという間にギーシュは、泡を吹いて気絶した。

 その後日、朝起きると、ルイズの部屋が狭かった。

 いや、部屋は変わってないのだが、問題は床。そこには、大きくなったニドラン達…、否、ニドリーノと、ニドリーナがいた。

 さすがに部屋ではもう飼育できないと判断し、大型使い魔を飼育するための舎に移した。すると、後日、シエスタが卵がある!っと知らせに来た。

 行ってみると確かに、卵があった。どうやらニドリーナが産んだらしい。二個も。

 卵が産まれたことで、ただでさえ気性が荒い二匹はますます気性を荒くし、同じ舎にいる使い魔達を隅に追いやり、ルイズ以外の近づく人間全てを威嚇し、下手すると攻撃までしてきた。

 そんな最中、土くれのフーケによる盗難事件が起こった。未遂で。

 っというのも、何をしたのかは分からないが、ニドリーノの逆鱗に触れてしまったらしく、オスマンの秘書・ロングビルとして潜入していたフーケが軽く毒を打ち込まれて倒れたのを踏まれている現場が見つかったのだ。いかにも不
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ