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地味娘と思えば
第四章
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「しかも形がいいと最高だよ」
「それで双葉さんに気付いたの」
「実はあの娘が大きいから」
「そのことを見抜いたのね」
「胸が好きだからね」
 つまり大きな胸がというのだ。
「やっぱりここだけの話で誰の胸もつい見てチェックして」
「それ私達もよね」
「それはどうかって思うけれど」
「まあ凝視しないならいいかしら」
「それならね」
「まだね」
「ちらっと見てね」
 誰でもする位のレベルだというのだ。
「それ位だよ」
「それだといいけれど」
「まあちょっと見るだけならね」
「服装チェックの感じで」
「それ位なら」
「それ位だよ」
 実際にという返事だった。
「だから安心してね」
「まあそれならね」
「私達も男の子のスタイルとかチェックするし」
「背とかね」
「それと同じってことね」
「そう思ってね、それで双葉さんを見たら」  
 つまり彼女の胸をというのだ。
「凄い大きさでしかも形もよかったから」
「だからなのね」
「双葉さんに注目して」
「それで告白しようって決めたの」
「そうだったの」
「そこから色々見て」
 双葉の胸を大きさを確認してからだというのだ。
「眼鏡外せばお顔もって思ったしそれに性格もいいって聞いたしね」
「そう、元々性格いいのはね」
「私達も保障出来たし」
「ちょっと頑固なところもあるかもだけれど」
「優しくていい娘よ」
「大人しいしね」
「だからだよ」 
 そのことにも気付いてというのだ。
「告白しようって決めたんだ」
「ううん、その胸すら気付かなかったのに」
「男の子は誰も」
「けれど気付く人は気付く」
「マニアはなのね」
「そう、マニアだから」
 だからだというのだ。
「気付いたとも言えるね」
「よくわかったわ」
「結局気付く人は気付くってことね」
「それで双葉さんと交際出来て」
「双葉さん自身も変わったのね」
「双葉さんはもっと奇麗になるよ」
 満面の笑顔でだ、幸太郎は言い切った。
「絶対にね」
「今も凄く可愛くなったけれど」
「もっとなのね」
「原石は磨かれていって」
「それで変わっていくのね」
「そうなっていくよ、本当にあの娘に気付けて」
 胸からそうなってというのだ。
「僕は幸せだよ」
「じゃあ二人で幸せになってね」
「これからもね」
「そうなってね」
 女の子達は満面の笑顔で自分達に言った幸太郎にこう返した、そうしてだった。
 幸太郎は敦美との交際を続けていった、その中で彼女とよく話す娘達は体育の授業の前に制服を脱いで体操服と膝までの半ズボンに着替える彼女の下着を見てまた言った。
「これまで素気ない白だったのに」
「白は白でもレース」
「下着も変わったわね」
「いやあ、もう地味娘さんがね
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