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デジモンアドベンチャー Miracle Light
ストレス大爆発なブイモン
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ることもあるよなあ。確か何かのゲームでも滅茶苦茶長い技名の必殺技にも関係してたな」

「そうそう、攻撃の途中で武器がすっぽ抜けて最後は正拳で誤魔化す技!ブイモンなら成功版も失敗版も使えるのかな?」

「本気でやりそうだよな…」

「ジュン、お前って奴は何時になったら片付けられるんだよ1人で!?」

「面倒だから無理無理(ヾノ・∀・`)」

「……制裁決定!震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃ぃいいいい!!!」

チュドーン!

どこぞの運命の続編ゲームの必殺技を繰り出し、ジュンをぶっ飛ばすブイモン。

「続けて喰らえ!震天裂空斬光旋風滅砕神罰…あ…」

「「「デッキブラシがすっぽ抜けた」」」

攻撃の途中でデッキブラシがすっぽ抜けたので失敗のようである。

「あ…あっははははは!!失敗ね!失敗なのね!?失敗技の威力なんてたかが知れて…」

「……攻撃ぃいいいい!!!」

ズドオオオオオンッ!!!

誤魔化しの正拳が炸裂。

何故かデッキブラシを使った一撃よりも強烈である。

「あぎゃああああ!!?」

「ねえ、テイルモン、大輔君…何故か成功版より威力があるんだけど?」

「そりゃあ、ブイモンは武器を使うよりも直接ぶん殴ることで真価を発揮するデジモンだもの」

「成功版より失敗版の方が強いって言う稀有な例だよなぁ…」

成功よりも失敗が良いこともあると言う貴重な体験をジュンの犠牲によって得られました。

そして部屋が綺麗になり、大輔達とヒカリとテイルモンは夕食を摂ることに。

「それにしてもさっきの攻撃は本当に強烈だったなぁ」

「そうだね」

「いっそのこと本格的に使わせるべきか?」

「デッキブラシなら相手も油断するし、良いんじゃない?」

「駄目よ!ただでさえ今の状態でも厄介なのにあんな博打要素ありの危険技を覚えられたら誰も暗黒大邪神・ブイモンを止められないわ!!」

「よし、ジュン。お前、後で俺と大輔の部屋に来い♪」←凄い笑顔

「ひぃいいいい!!?」

「…普通に家事洗濯が出来るようになって余計なことを言わず、せずにいればいいって何時になったら気付くんだろうな」

「多分、一生気付かないんじゃない?」

「テイルモン酷い…」

ブイモンに引き摺られていくジュンを見ながら大輔達は談笑しながら食事を続けるのであった。
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