第七千七百七十六話 他のお城も
[8]前話 [2]次話
第七千七百七十六話 他のお城も
日本はキューバにさらにお話しました。
「この姫路城だけでなく」
「他のお城もかいな」
「安土城は例外でしたが」
あの織田信長さんのお城です。
「あのお城は天主閣が住むところでした」
「しかも天主閣やな」
「天守閣ではなく」
字も違っていたりします。
「あのお城では宮殿と言ってよかったですが」
「それでもかいな」
「他のお城の天守閣はあくまで巨大な物見櫓でして」
「それで武器庫か」
「はい、そしてお城全体も」
「殿様が住んでてもか」
「宮殿かといいますと」
それはというのです。
「また違います」
「そうか、わかったわ」
「はい、では私はこれから」
「出発やな」
キューバハ各国の世界遺産を巡る旅に出る日本を笑顔で見送りました、彼がまず向かうのはイタリアのトリノでした。
第七千七百七十六話 完
２０１９・５・２１
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除