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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第5話
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つめて答えた。
「ありがとう、エリゼ。ヴァイスリッターもよろしくな。」
「我ノ主タルエリゼガ、オ主ノ力ニナルト決メタ以上、我ハ主ノ意志ニ応エルダケダカラ、礼ハ不要ダ。」
「―――話には聞いていましたが、まさか”神機”に”騎神”のように自我がある所か、起動者(ライザー)まで存在した事には驚きましたわ。」
リィンの言葉にヴァイスリッターが答えるとリィン達にとって聞き覚えのある娘の声が聞こえ、声が聞こえた方向にリィン達が視線を向けるとデュバリィ、アイネス、エンネア―――結社の”鉄機隊”全員がリィン達に近づいてきた。

「あ、貴女方は…………」
「…………結社の”鉄機隊”の方々ですわね。」
デュバリィ達の登場にエリスは目を丸くし、セレーネは複雑そうな表情で呟いた。
「結社の前に”元”がつきますわよ、アルフヘイム。マスターが結社と決別して”英雄王”―――メンフィル帝国に所属する事を決めた以上、マスターに仕える事を至上としている私達もマスターの意志を組んでメンフィル帝国に所属し、メンフィル帝国からも正式に認められていますわ。」
「とはいっても、この間まで我々はメンフィル帝国にとっての”敵”である”結社”の所属であったのだから、一部の者達は我々の事をあまり歓迎していないがな。」
「まあ、”新参者”である私達が隠居の立場とは言え、”英雄王”と”聖皇妃”直属の独立護衛部隊なんていう親衛隊とは別の部隊として配属されたのだから、私達の事を面白く思っていない人達がいるのは仕方のない事だとわかっているから、早く新しい組織であるメンフィル帝国軍に馴染む為にも貴方達同様私達もこの戦争で活躍する事を決めたのよ。」
セレーネの指摘にデュバリィは静かな表情で答え、アイネスとエンネアはそれぞれ苦笑しながら自分達の現状を伝えた。

「…………貴女達が結社からメンフィル帝国軍に所属を変えた事も話に聞いている。”神速”――――いや、デュバリィさんとは内戦では色々あったが…………今は味方同士の関係になったのだから、改めてよろしく頼む。」
「別に私は貴方とよろしくするつもりはありませんが、私も鬼ではありませんから、”戦場”で窮地に陥っていたところに私がいれば、救援くらいはしてさしあげますわ。」
静かな表情で自分達を見つめた後に握手をする為に利き手を差し出したリィンに対してデュバリィは握手をせずにリィンから顔を背けて答えた。
「フフ、いくらかつて刃を交えた関係とはいえ、今は味方同士なのだから握手くらいしても罰は当たらないと思うぞ?」
「クスクス、きっと”灰色の騎士”が言った”色々”が関係しているのではないかしら♪」
「関係していませんから!勝手な憶測をしないでください!」
苦笑するアイネスの後にからかいの表情で指摘したエンネアの指摘にデュバリィは必死に否定し、その
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