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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百九十三話
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俺は闇を纏って直江津高校の校舎の屋上に座っていた。

暦さんとドラマツルギーが俺を見上げる。

「『<【[やぁやぁ阿良々木暦君、ドラマツルギー君。
私は傍観者、観察者。視聴者にして監視者、審判にして観客。
君達の邪魔はしない。ただここに座って見ているだけだ。戦いが終われば直ぐに消えよう。
だから、さぁ、両者向き合って]】>』」

俺の言った意味がわかったのだろう。

忍野の決めたルールを見張る。

それは忍野が俺に出した条件でもあった。

ここに忍野は居ない。

残る二人の専門家と交渉中なのだ。

[【<『「試合開始だよー」』>】]

開始の合図と共に始まったのは、猛烈な剣撃の嵐。

暦さんが虚空から産み出した大太刀とドラマツルギーが両手を変化させたフランベルジュがぶつかる。

「〔≪<はははははは! 生まれて数日で物質創造スキルを使うか! これはいい! 最高だ!>≫〕」

否! 使えて当たり前か!

そういう風に、教えたのは俺なのだから!

暦さんは、俺が教えた通りの型にアレンジを加えた物を使っている。

便宜上織斑流と呼んでいるそれ。

俺や姉さん、箒が使う『魔法と気功の使用』を前提とし柔を以て剛を振るう剣。

人外の膂力を前提とする技術。

魔法を使えないから距離を詰める戦い方だが、それでも強い。

何故なら、振るうのが伝説の吸血鬼の眷属だから。

きっと暦さんにはドラマツルギーの剣など止まって見えているだろう。

暦さんの動きがそれを示している。

それなのに拮抗しているのは実戦経験の差だろう。

夢の中で時間を加速させて鍛練し、それを実行できる体をてにいれたとはいえ、暦さんは普通の高校生なのだ。

人は、切れないかもしれない。

それでも必殺の威力を宿した攻撃がぶつかり合うのだ。

地面や周囲の壁、窓ガラス。

余波だけで建造物が壊れていく。

そんな攻防が二分以上続いた。

だがその間に打ち合った数は千に届くかもしれない。

一秒に十合程も打ち合っていたのだから。

やがてドラマツルギーが大きく飛び退いた。

その肩は大きく上下している。

暦さんが構える。

大太刀を持った手を弓を引くように構える。

ヴォーパル・ストライクの構えだ。

日本刀でも使えるようアレンジを加えて教えた剣技。

弾丸のごとく飛び出した暦さんの突きを、ドラマツルギーがフランベルジュで跳ね上げる。

が、跳ねあげきれない。

分解された僅かなベクトルで、ドラマツルギーが大きくのけ反り、それでも威力を殺しきれずに吹き飛んだ。

強いなー。

総合力では俺が勝つけど魔法無しの縛りだったら体格差で負けちまうかも
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