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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百九十一話
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「一夏君暦しらない!?」

忍野が帰ったかと思ったら今度は育さんが突撃してきた。

「さぁ…。暦さんの事だしそのうちふらっと戻ってくるんじゃない?」

「そんな事言ってる場合!? 行方不明なんだよ!?」

「どうどう落ち着いて」

玄関で問答するのもどうかとおもったので育さんをあげる。

「で、暦さんの行方だっけ?」

「うん」

「なんか手がかりないの?」

「本屋に行ってくるって書き置きはあったけど…」

「じゃぁエロ本でも買いにいったんじゃない? それでどこかで読み耽ってる間に朝になったとか」

「えぇー……」

「育さん暦さんと同じ部屋でしょ? 男子には色々あるんだよ。だから気にしなくていいさ」

納得行かないって顔だ。

「一夏君」

「なに?」

「何を隠してるの?」

「隠してなんかないよ」

育さんの視線が俺の目を貫く。

俺も育さんの目を見つめる。

ここで反らすのは、嘘をついていると白状するような物だ。

「…………わかった。一夏君が何かを知ってるのも、それを話す気はないってことも」

「わかってくれて嬉しいよ、育さん」

ふぅ、すげぇ目力。

「暦は無事なんだね?」

「何を以て無事かはわかりませんが、いたって健康な筈ですよ」

「ふーん……」

なんせ吸血鬼だ。

未だに眠る彼は健康そのものだろう。

「一夏君」

「なに?」

「暦にもしも何かあったら、知ってて黙ってるのだったら、私は一生貴方を許さない」

視線だけで人を殺せるんじゃないかってくらいの目力だった。

いや…もう何かあった後なんだけどね…。

っていうか一回死んでるし。

「いやー、愛されてるなぁ暦さんは」

「うん。私は暦が好き。胸を張ってそう言える」

あ、胸と言えば。

「羽川翼って知ってるよね?」

唐突な切り出しだったが育さんは答えてくれた。

「彼女なら、何でも知っている彼女なら、暦さんの手がかりも知っているかもしれないよ?」

「本当に!?」

「あくまで『かもしれない』だよ」

「ごめん一夏君! 私行くね!」

ドタドタと騒がしく、育さんが出ていった。

育さんと入れ違いに箒が入ってきた。

「お疲れのようだな」

「当たり前だバカ」

片方は格上の男。

片方は恋する乙女。

どっちも相手取るのは厄介だ。

前者は一応所属する組織と同盟関係にある。

が、しかし。

それを維持するためにはキスショット討伐以外の依頼を進めないといけないだろう。

「箒」

「なんだ」

「ちょっと臥煙の依頼こなしてくる」

「どれくらいかかる?
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