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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百五十九話 ショウブ村に入りその五
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「また別よ」
「まあ僕と一緒でいいかな」
 天音は王馬に笑って話した。
「同じ暁学園の生徒としてね」
「いいがベッドは勝手に使え」
「いや、ベッドは普通一人一つだよ」
「俺はベッドで寝ることはない」
「また座ったまま寝るんだね」
「それで充分だ」
 こう言ってだった、王馬は天音と一緒の部屋に寝ることになっても自分のスタイルを崩さなかった、だが。
 トゥアールは総二に迫っていた。
「総二は私とです」
「えっ、一緒の部屋でか」
「休みましょう、二人一組でぴったりです」
「いや、流石に女の子とは駄目だろ」
「いいのです、総二は女の子にもなれます」 
 これがトゥアールの持論だった。
「だから問題ありません」
「あるに決まってるでしょ」
 愛香が来てトゥアールに反論した。
「ドサクサに紛れて何言ってるのよ」
「むっ、出ましたね蛮族」
「誰が蛮族よ誰が」
「私の目の前にいる女です」
「私だっていうのね」
「他に誰がいるのですか」
「まあお二人共落ち着いて」 
 その二人の間にアルベドが入って仲裁に入った。
「争っても何にもなりませんよ」
「私は総二と一緒にいたいのです」
「私はこの女を泊めないといけないんです」
「そう言いましても総二さんは幸一さんと同じ部屋になりましたよ」
「だってね」
「幸一君一人だと危ないから」
「しっかりした人が傍にいないとね」
 もり子、そり子、せわし子の三博士が言ってきた。
「普通にノゾキとかするから」
「それも堂々と」
「見張り役一緒にいないとね」
「まあ司令よりはずっとましだけれど」
「同じ危険人物にしても」
「スケベなだけだから」
「そういえばこの前仲間ごと総攻撃をしようとしたな」
 シャルルが又吉を見つつ言った。
「俺はやぶさめではなかったが」
「あの時は勝機と見たからだ」
 又吉は悪びれずに答えた。
「だから私もそうしたのだ」
「仲間を巻き込んだ総攻撃を命令しようとしたか」
「勝利の前に犠牲は付きものだからな」
 腕を組んで胸を張って言い切った。
「それの何処が悪い」
「思いきり悪いやろ」
「そうよね」
 ぎんかとるなはすぐに思って又吉に告げた。
「味方も攻撃するなんて」
「あの古城さんが殴って止めんとほんまにやってたな」
「攻撃で死んでも生き返るではないか」
 まだ言う又吉だった。
「では何の問題がある」
「大ありだろ」
 エレンがすぐに言った。
「その時点で」
「この人いつもこうだし」
 舜蘭もこう言う。
「困ったことね」
「本当に誰か止めないと」 
 シルヴィアも又吉を見ている。
「危険ね」
「というかこの人危険人物過ぎて」
 それでとだ、沙織も言うのだった。
「敵か味方かわからないの
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