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東方英雄戦線録
仮初の英雄
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い棒を構える。
傍に見慣れない弓を持った男が現れる。

「そういう訳だから、アーチャーも手伝いなさいよね。」
「あぁ…バーサーカー相手だが、やるだけやってやるさ。」
「GAOOOOOOOOOOOOOO!」

凄まじい雄叫びとともに全力で振り下ろされる大剣を避ける。

「封魔針!はあっ!」
「ふん!」

私の針とアーチャーの弓は雄叫びをあげるあいつには効いてないようだった。

「これは一筋縄じゃいかないわね…」

私は霊力の量を少し増やす。

「これならどうかしら?」

少女たちの戦いが始まりを告げる。
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