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魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第26話 新年魔法大会 【ショットダウン 其の二】
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さーい」

橙条が顔を赤くしながら飛び去る。私も大きく後ろに跳んで、その後壁を上って席に戻る。……八九番? 知らないけど。

「で、結局『Go! Go! コトハチャン』はどうしました?」
「……嗚呼、どうにかして落ち着かせて逃げて来た。さっきみてェに喧嘩してたンだが、キリがつかなくなったから色々してみたンだ。競技に使う分には問題ねェだろ。ってか、茶番回にならない様にさっさと進めろよ」
「メタイ?? 橙条センパイ、メタイっす??」
「もう時間的にもヤバすぎて選手紹介をカットするくらいなンだからさっさとしろよ。今回マジでクソ茶番回になってンだろ。クソ作者のお陰で二〇一八年の投稿分は季節が変わったり日付が変わったりしてたのに、二〇一九年になってからずっと一月一日の話だぜ? 現実ではリア充がチョコレート貰ったり、新元号が発表されたり、学生が卒業したり入学したり進級したりしてンのに、俺達の時間は一日たりとも進んでねェだろ。さっさと進めねェとネタも沢山溜まってンだよ。やりてェネタもIFとかも溜まってンのに話が進まねェから全然出来ねェンだよ。ネタ帳みたいに使っていたタブレットもぶっ壊れちまったから、段々溜めていたネタを忘れてくからさっさt【橙条終了のお知らせ】

「って事で、第26話は完全なる茶番回でした! って事で締m【美桜終了のお知らせ】

終わる訳ねぇだろって事で、こっからは私が実況していくよ。

「美桜に変わって私が進めるよー。橙条と美桜が作者の手によって消されたとこを見て引いてるギャラリーのみなさーん。メタ発言をしまくったのが悪いだけだから、気にしないでねー。じゃあ、看守枠をざっと紹介していくぜー。一舎代表、副主任看守・黒崎。二舎代表、副主任看守・橙条(妹)。三舎代表、副主任看守・青海(おうみ)。四舎代表、副主任看守・白雪。五舎代表、副主任看守・紫呉(しぐれ)。六舎代表、副主任看守・緑蔭(りょくいん)。良かったね。メタ発言の後が、馬鹿男の醜い争いじゃなくて。可愛らしい女子が多い試合だよ。目の保養、耳の保養にすると良いよ。頑張れー、橙条ちゃん、青海ちゃん、紫呉ちゃん、緑蔭ちゃん。要と真冬クンなんてやっつけちゃえー特に要」
「酷くないッ?? ってか、チームだよね?? 仲間だよねぇ??」
「ではではー、『Go! Go! コトハチャン』の登場と同時にー、試合開始!」

……ふっ、始まったぜ。
ってことで、観戦観戦。

……橙条と美桜? 知らないねぇ。

「「死んだ訳じゃねェからなぁぁあああああああああああああ??????」」
「復活が遅い?? さっさと盛り上げろ、仕事しろ????」

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