暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第96話:Paradise
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「私は苺味が好きですけどみんなは?」

「梨味!!」

「林檎かしら?」

「グレープフルーツ」

「ソーダかな」

[コーラ!!]

「それも美味しいよね!!」

アイリス→ルイン→エイリア→ゼロ→エックス→ソニアの順番で好きな味を言うと、ルインが同意する。

見事に好みがバラバラだが、それぞれの味を食べたことはあるようだ。

「ふっ、甘いね…このアイスの最も美味しい味はミートソース味だろう」

【ミートソース味!?】

ゲイトの好きな味に全員が驚愕した。

「え゙〜?あれって伝説のナポリタン味の再来って言われるくらいの不味さで大不評だったじゃない…」

「正気か…?」

「ゲイト…流石に冗談が過ぎるわよ…」

「そう言えばこのアイスを作っている企業が今度新作のサザエフラペチーノ味を出すって…」

「正気か…その企業は…?前人未到=良い物ではないんだぞ…」

謎の味覚を作り出そうとしている企業に戦慄を覚えながらも取り敢えずパーティーは楽しく終わった。

そして、パーティーを終え、全員が寝静まっている深夜であった。

エイリアはフォースアーマーのレプリカを造るためにプログラムの解析と修復を行っていた。

「ふう……」

解析と修復の作業も良いところまで来たエイリアは溜め息を吐いた。

「やあ、お疲れエイリア。僕からの差し入れだよ」

砂糖とミルクを少し多目に入れたアイスコーヒーの入った紙コップを差し出すゲイトにエイリアも笑みを浮かべながら頂く。

「ありがとうゲイト」

「構わないさ、疲労回復ならケイン博士とドップラー博士の共同製作ドリンクが一番なんだけど…何故か君は嫌がるからね」

「い、嫌よ!!あんなの飲んだら今度こそ死んじゃうわ!!」

ケインとドップラーの共同製作ドリンクと聞いてエイリアの顔が青ざめる。

あれを飲んだら助かってもしばらくは味覚が機能停止を起こす。

「お子様舌だよね、で…何処まで進んだんだい?エックスの強化アーマーの復元は?」

「大体は終わったわ。とは言っても、解析出来ない部分と修復不能な部分があったからどうしてもオリジナルよりは劣るけれど、実戦での使用は殆ど問題ないはずよ」

「大したものだよエイリア。あの稀代の天才科学者であるトーマス・ライト博士の造った強化アーマーを復元するなんて」

「出来れば完璧な物をエックスに用意してあげたいんだけどね。ヘッドパーツは…オリジナルのように特殊武器エネルギー消費を皆無にすることが出来なくて申し訳程度の軽減。でも悪足掻きをしてチャージのエネルギー消費も軽減することに成功したわ。」

「ふむ、オリジナルは確か…チャージ攻撃の軽減は出来ないんだったね…使い
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