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ある晴れた日に
13部分:序曲その十三
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がら書いて考える顔にもなっている。
「ここはこうだな。それで」
「ねえ」
 そこに西の女の子達がやって来た。咲が中心にいる。
「何書いてるのよ」
「何ってわかるだろ?」
 顔を見上げてその六人に応える。その間もギターを放しはしない。
「作曲してるんだよ」
「あんた作曲できるの」
「当たり前だろ。ロッカーだぜ」
 こう言いながらまた書く。書いているのは音符で楽譜に書き続けている。
「ロッカーは自分で作曲するんだよ。違うか?」
「っていうかあんたロックだったの」
「一応はな」
 また咲に答える。
「他にも色々と歌うけれどな」
「色々って?」
「バラードだって歌ったり作ったりするしよ」
 それもやるというのだ。

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