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王と針
第一章
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す」
「そして服を作らせて頂きます」
「これからも」
「そう言ってくれるか、そなた達の心は受けた」
 自身の心にとだ、ダンスケは自分の前に控える仕立て屋達に述べた。
「ではだ」
「では?」
「ではといいますと」
「そなた達を友として扱う」
 王である自分自身のというのだ。
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