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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第4話『消える音撃』
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これまでの、仮面ライダーディロードは!
「間違いなく本物の雅よ。」
「対凪風雅用のチーム編成をします。」
「雅、今ならまだ引き返せる!」
「よくこんなことが、平気な顔をして出来るな!?」
「平気な顔で、出来るわけ無いだろ…」

装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は、何を思う─

「手遅れだったか…」
本郷達昭和ライダーは行方知れずとなったアマゾンに対して呟く。
「それで、どうして本物さん達は、大介さんが消えたことがわかったのですか?」
はやては本郷に質問する。
「これは雅君が教えてくれた話だが、我々の世界は、光太郎君の世界まで、一つの世界として繋がっているらしい。それが理由かは不明だが、大介君の世界が消えたことに対して、我々のOシグナルが反応したんだ。」
はやての質問に本郷は丁寧に答える。
「ほぁ〜、ありがとうございます。」
はやてはその答えを理解する。
「さて、僕達は消えた世界の調査が目的だ。雅が何か残していないか探そう。」
クロノの指揮で、昭和ライダーチームは捜査を始める。

「筑波先輩、どうですか?」
天道のチームに振り分けられた筑波と沖は上空から雅の捜索を行っていた。
こちら筑波、雅君は発見できません。
「この狭い国土で、よく隠れることが出来るものだな。」
「しかも、雅君に襲われた世界は、土地ごと無くなって、一部は荒野になっているのに。」
「それだけ、雅の隠密能力が高いということだ。」
「その分、油断が出来ないということですね。」
天道と沖は筑波からの情報を纏めながら雅について話している。
「そういえば、天道と雅君はどれくらい面識があるのですか。」
「俺の世界での雅の行動を聞くなら、俺より加賀美達の方が詳しい。俺の場合、ワームが擬態した俺と決着を着けて、ひより、妹がどちらの俺に付くか聴いてる時にあっただけだからな。」
「天道の方はそうだったのか。俺の方は、赤心少林拳の特訓の際に協力してもらったんだ。だから解らないんだ。何故そんな雅君が俺達を攻撃するのか。」
「解らなくても、やるしかないだろ。奴は俺達に刃を向けた。妹が危機にさらされているなら、その危機を全力で排除するのが、兄というものだ。」
「それも、御祖母様の言葉ですか?」
「そうでもあり、俺の言葉でもある。さて、筑波から送られた情報を纏めると、恐らく雅は襲撃する世界の何処かに潜伏して、襲撃を終えて世界が消えると、即座にワープを使って次の襲撃地点に移動している可能性が高いな。」
「そうですね。雅君の襲撃に規則性があれば対処も出来るけど、今の所不規則だから目星のつけようもないか。」
「ああ、それに俺達には加速は行えても転移は出来ない。例え追いつけても、こちらで押さえる前に逃げられる可能性が高い。それに合わせた対
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