第三百四十五話 横須賀の海その七
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「この音楽を聴いていますと」
「自然と力が湧く」
「素敵な音楽で」
「このことも心強い」
「これだけ揃っていますと」
「戦える」
これまで、ライダー達と出会った時よりも遥かにというのだ。
「僕達も」
「そうですわね。では」
「このまま戦っていこう」
「はい、どれだけ時がかかろうとも」
「勝つのは僕達だ」
真希は確信して言った、そうして刀を振るって戦い倒していった。
戦いは戦士達が有利なままはじまり進んでいった、だがいつも通り戦いは長きに渡って続いていた。
その状況を見てだ、緒川はしおりに言った。
「いつも通りだhね」
「はい、長く続いていますね」
「お陰で食べものも飲みものもね」
「皆かなり食べて飲んでいますね」
「医療品もね」
そちらもだった。
「かなり使っているね」
「はい、ですが」
「それでもだね」
「戦い自体は順調です」
「かなりの敵を倒していてしかも」
それだけでなくだ。
「全く退いていません」
「いつも通りね、ただね」
「問題はこの状況を維持して」
「そうして戦っていかないと」
「はい、ですから」
「僕達も頑張っていこう」
是非にと言ってだ、そうしてだった。
緒川は戦う少年少女達にカレーや肉じゃが、他の食べものや飲みものも出していった。皆実はスポーツドリンクを飲みつつナイチンゲールに言った。
「普通のお水よりもよね」
「そう、こうした時はね」
「スポーツドリンクの方がいいのね」
「その方が栄養を効果的に補給出来るからよ」
「どんどん飲むべきなのね」
「大体点滴と同じ位の栄養素があるから」
スポーツドリンクはというのだ。
「それでよ」
「こうした時はどんどん飲むのね」
「そしてじっくりとね」
「休むことなのね」
「そうしてね。寝袋でゆっくりと休んで」
「いや、こんな状況でも」
純が桜と共にいつつ言った。
「というかこんな状況だからこそ」
「ちゃんと考えて飲んで食べて」
「そうしないとね」
「さもないと負ける」
太陽は確かな声で言った。
「俺達がな」
「その通りだ、御前もよく食ってだ」
ロキがその太陽に言った。
「よく飲むことだ」
「スポーツドリンクをだな」
「これまでの戦闘でかなりの体力を消耗している」
太陽にしてもというのだ。
「だからだ」
「休んでか」
「また戦え」
「そうする、まだまだ長いしな」
「いつものことになってきましたけれど」
律もカレーライスを食べつつ述べた、ルーの中には牛肉も野菜もふんだんに入っていて栄養バランスは実にいい。
「決戦の時は栄養補給も大事ですね」
「その通りだ、休養も含めてな」
オルガは寝袋の中から律に応えた。
「身体を労わることだ」
「そうして
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