暁 〜小説投稿サイト〜
徒然草
197部分:百九十七.諸寺の僧

しおりを登録しました
[8]前話 [2]次話

百九十七.諸寺の僧

                百九十七.諸寺の僧
 それぞれの寺院の僧侶だけではなく宮中の下級の女官に至るまで定額というものがあります。定額とは何かといいますと定員が決まっている役人のことであります。この呼び名についてここで書いておきます。
 何故こういうことを書いたかといいますと別にこれといって他意があるわけではありません。ただそういうものがあるということを書いただけであります。しかしこのことをあまりよく知らない人がいるというのも現実です。
 定額とは何かと問われてもそれは何なのでしょうかと問い返してくる人が結構います。それで書いておきたくなったのです。こういうものでありますということを説明したくてです。こうして書いてみますと何というものではありません。ただそれでも何故か知らない人が多いものであります。些細なことでも知らないことが多いものであります。そして知ってしまえばどうということはありません。それだけのことで終わってしまいます。ですが知らないと何が何なのかと困ってしまったりすることがあります。ですからこうして些細なことですが書いておきたいと思った次第であります。書いておくとそうなのであります。知っておけば困惑することもありません。


諸寺の僧   完


                2009・11・27

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ