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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百四十三話 アンノウンの力その四

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「お腹が空いたから」
「食べるのね」
「食べる量が少ないと」
 可奈美にも言うのだった。
「もたないから」
「うん、沢山食べようね」
「そうするわ」
「というかもっと食え」
 薫は沙耶香にもこう言った。
「さもないと姫和みたいになるぞ」
「それは」
「胸が育たないぞ」
「ねね」
 頭のねねも言って来た。
「だからよく食え」
「待て、そこでも私か」
「御前はねねが見る限り大きくなる」
 胸、それがというのだ。
「だからよく食え」
「普段から」
「最近食う量は増えたがな」
 それでもというのだ。
「よく食え」
「それじゃあ」
「そんなに小さいかしら」 
 早苗はその姫和の胸をちらりと見て呟いた。
「十条さんの胸は」
「姫和でいい、しかしだ」
 姫和は早苗に応えながら薫を見て彼女に言った。
「ここでも胸を言うか」
「おう、言うぞ」
 薫は姫和にいつもの顔で応えた。
「何時でも何度でもな」
「趣味の悪い女だ」
「だったら胸大きくしろ」
 薫の言葉は容赦がなかった。
「絶対に無理だがな」
「絶対にか」
「ねねが懐かないからな」
 このことを見れば一目瞭然だというのだ。
「それでだ」
「というか胸ってそんなに大事?」
 歩はそこが疑問だった。
「私別に」
「そうよね、胸はね」
 可奈美も特にと言った。
「あまりね」
「私もそう思うけれど」 
 舞衣も同じだった。
「胸位はね」
「皆あるから言えるのだ」
 姫和は食べながら眉を顰めさせていた、そのうえでの言葉だ。
「全く以てな」
「気にしなかったらいいんじゃね?」 
 隣のテーブルから伊吹が言ってきた。
「そんなことは」
「そうよね」
「私もその様に思うわ」
 智恵とミルヤも言ってきた。
「胸と剣術は関係がないから」
「そうだよな」
「いや、二人は言うなよ」
 伊吹は智恵とミルヤには苦笑いで応えた。
「言うと嫌味にしか聞こえないからな」
「そうなの」
「私達の場合は」
「まあ美炎位だとな」
 彼女の胸も見て言うのだった。
「いいかって思うけれどな」
「私はいいの?」
「普通位だからな」
 美炎自身にはこう答えた。
「だからな」
「そうなの」
「私は」
 清香も言ってきた。
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