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MS Operative Theory
技術解説
MS、MAの冷却問題A
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。大気圏内では装甲板をヒートシンクとして利用する。

■放熱板???宇宙地上両用のラジエーターパネル

 ハイザックなどで採用された宇宙・地上両用のラジエーターパネル。地上では空気冷却、宇宙では放射によって放熱する。装甲への蓄熱と異なり、放熱効果を高めるため、内部に作動流体を循環させることで放熱効果を高めていると考えられる。装甲ではないため、耐弾性は低い。

■推進剤???機体外に熱を棄てる冷却剤

 推進剤を冷却剤として使用する方法。帯熱した推進剤を噴射することで機体を冷却する。MS-05(ザクT)の時点で採用された古典的な冷却方法である。帯熱した物質を機体外に廃棄するため冷却効果に優れるが、推進剤を節約すると効果が落ちるという問題点もある。


??武装の冷却方法??

■手持ち火器の冷却方法

 ビーム系手持ち火器は、実体弾兵器とは比較にならないほどのエネルギーが投入される。特に粒子加速/収束リングが配置される砲身や、メガ粒子砲を発生させる機関部には高い負荷が掛かるため、U.C.0080年代中期頃までは専用の大容量冷却タンクや冷却バレルを装備するケースが見られた。交換用バレルを装備するケースが見られた。交換用バレルを搭載した試験機も存在したとされる。

▼MNG-110

 MS-14Fs(ゲルググM指揮官機)が装備したビーム・ライフルであるMNG-110には、ストック部分に冷却剤タンクが取り付けられていた。これにより、速射モードでも長時間の射撃が可能であった。

▼X-04

 AGX-04(ガーベラ・テトラ)用のビーム・マシンガンX-04には、冷却剤タンクと砲身冷却ジャケット、機関部用強制冷却装置が設置されていた。これらの装備により、射撃中の砲身の焼け付きや機関部の停止が大幅に抑えられた。

■固定火器の冷却方法

 固定/内蔵火器の発熱を放置することは、武装だけで無く搭載するMSやMAにも悪影響を与える可能性がある。内蔵式メガ粒子砲は機体側で冷却するしかないが、キャノン砲やビーム・キャノンなど砲身が露出しているタイプは、サーマル・ジャケットを装備することで熱問題をクリアしているケースが散見される。

▼ジム・キャノンU用ビーム・キャノン

 ガンキャノン用の240mmキャノンと同様、砲身部分にサーマル・ジャケットを装着している。これにより、高速での速射が可能となり、支援能力と制圧能力が大幅に向上することとなった。

▼ヒルドルブ用30サンチ砲

 YMT-05(ヒルドルブ)が搭載していた30サンチ砲も砲身の変形を防ぐため、サーマル・ジャケットを装備している。これにより砲身長30口径の巨砲でも、安定した連続射撃が可能であった。




補足事項

??機体色による放
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