暁 〜小説投稿サイト〜
人理を守れ、エミヤさん!
ブラック脱却を目指す士郎くん!
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て人並みの体力がほしいから論外。ケイネスは――うん、時臣と同じだ。言峰は知っての通りだろう。アイリスフィールだけだな。声をかけるのは」

 これが第五次聖杯戦争なら、遠坂とイリヤスフィール、桜に葛木と、誘いをかけられる面子が多いのだが。……え? 衛宮士郎? 知らない子ですね……。

 俺はマシュとロマニを促し部屋を出る。言峰綺礼を置き去りに。起きた後の彼の戸惑いは察して余りあるが、ルームサービスを呼んでるので餓死とかはしないだろう。
 さて……本命の一つを片付けよう。

 冬木で今も待つ桜のために。害虫駆除のために。ロマニがいれば不要だが、俺もロマニも無事で終わる保障はない。最悪どちらも倒れた時のために、用意した霊器の効果を確かめ、俺達が駄目だった場合に備えカルデアに預ける必要がある。託す相手は、遠坂しかいないだろう。

『マスター、こちらの作業は完了した。間桐邸に投影宝具を設置し、屋内にいた男一人と間桐桜を保護した。相手にも気づかれていないはずだ。――この娘に仕掛けさえなければ』

 切嗣からの通信が入る。
 流石に仕事が早い。俺は一つ頷き応答した。

『こっちも冬木のアサシンは消し、マスターも無力化した。保護した娘を連れてきてくれ。間桐鶴野は適当なところで放流しろ』
『了解した。間桐邸より離脱する』

 ホテルから出て、歩きながら目を閉じる。
 意識を集中し、遠くにある投影宝具を認識する。

 そして、呟いた。壊れた幻想と。

 ――大規模な爆発が、間桐邸を飲み込んだ。





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