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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第79話
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ラクウェルに到着したリィン達は猟兵についての情報収集した後、話し合いを始めた。

〜ラクウェル〜

「…………どうやら猟兵たちが確実に入り込んでいるみたいですね。ニーズヘッグ、西風、赤い星座…………入れ替わり立ち代わりみたいですが。」

「しかし紫の猟兵というのは全く尻尾を掴ませていないようだね。ラクウェルにも寄らずに野営しかしていないのかもしれない。」

「そしてわたくしとお兄様と縁があるような話もしていましたが…………本当に一体何者なのでしょう?内戦や”七日戦役”、そしてクロスベルでのお兄様とわたくしが多くの猟兵達を葬った事を考えるとわたくし達は猟兵の方々にはむしろ恨まれていると思うのですが…………」

「……………………」
リィン達が話し合っている中サラは目を伏せて黙って考え込んでいた。
「サラさん…………?」

「ふむ、何か心当たりでも?」

「…………いえ、候補については色々な可能性があると思ってね。結社の強化猟兵、情報局の偽装部隊、解散した護衛船団もあるみたいだし。」

「護衛船団”銀鯨”…………政府に解体させられたそうですね。」

「ふむ、”海の猟兵”とも言われている者たちみたいだね。」

「…………こうなって来ると決め手の情報が欲しいですね。彼らと直接やり取りをしているコネクションを持っている人物の。」

「そんな人物がいるのかい?」

「そうか―――”情報屋”ね?ラクウェルにもいた筈だけだ。」

「ええ、日中に遭遇したのですがですがあの方は…………」
リィンの言葉を聞いたアンゼリカが目を丸くしている中察しがついたサラはリィンに訊ね、サラの問いかけを聞いたセレーネは困った表情を浮かべた。
「まあ、さっきの件があるから正直言って信用はできないが”彼”ならニーズヘッグ以外と情報の取引をしている可能性が―――」

「ウイーック…………夕方から呑み過ぎたかねぇ。」
セレーネの言葉を聞いたリィンが苦笑しながら答えかけたその時、酔った様子のミゲルがリィン達の近くを歩いていた。
「クク、滅多にない稼ぎ時だ。パーッと使っちまわないとなぁ。ったく、ノイエ=プランが開いてりゃ豪遊したかったのによぉ〜。まあいい、ここはカジノで女神たちの運試しでも…………ア、アンタらは…………」
気分よく歩いていたミゲルだったが、自分の先の行く手を阻むリィン達に気づくを顔色を変えて立ち止まった。
「やあ、昼間ぶりだな。――――顔馴染みのアッシュを売ったミラで飲む酒はさぞ美味かっただろうな?」

(お、お兄様…………実は結構怒っているのですね…………)

(アハハ…………リィン様が皮肉を口にする所なんて初めて見ましたわ。)

(まあ、自分どころか教え子を売った事はリィンもかなり頭にきて
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