暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2291話
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出すといった真似をするような真似はしない。つまり……

「きゃっ! ちょっ、ちょっとアクセル!? 何でここにいるのよ!」

 この店で売っている下着……それも、男を誘う為の挑発的な、それこそ娼婦とかが使っていてもおかしくないような赤く派手な下着を上下共に身に着けていたのは、ゆかりだった。
 俺と最初に会った時も高校生としては間違いなく平均以上の身体付きをしていたのだが、俺と夜をすごすようになってからは、その身体は急速に成熟した大人のものへと変わり始めていた。
 こういう下着は子供っぽい人物が着ても、そこまで破壊力はない――あくまでも俺がそう感じるだけで、人によっては違うのだろう――が、今のゆかりであれば、十分にその魅力を活かす事が出来ていた。
 我知らず、唾を飲み込んでしまった俺が言うのだから、間違いない。
 身体を隠そうとするゆかりだったが、その行為が赤い下着で飾り立てられた胸を柔らかくひしゃげ、俺の欲望を刺激する。

「あー……うん。取りあえず今夜はホワイトスターに泊まっていくんだろ? なら、ゆかりの下着姿は、その時たっぷりと楽しませてもらうよ」

 その言葉に、ゆかりの顔は真っ赤に染まっていき……

「い、い、い、いきなり何を言ってるのよ! 馬鹿じゃない!? てか、馬鹿じゃない!?」

 久しぶりに聞く、ゆかりのテンパっている言葉。
 うん、これでこそゆかりだよな。

「ちょっ、ちょっと待ってなさいよ!」

 シャーという音と共に試着室が閉められる。
 魅力的なゆかりの下着姿が隠されたのを確認してから、隣で笑いを堪えているシェリルに視線を向ける。

「シェリル、一体何のつもりだ?」
「あら、嬉しくなかった?」
「嬉しかったか、嬉しくなかったかと言われれば嬉しかったけど、だからってこれは色々と危険だろ」

 この状況で嬉しくなかった……というのは、当然ながら口には出来ない。
 そもそも、俺とシェリルの会話は間違いなくゆかりにも聞こえているだろうし。
 その状況で自分の下着姿を見て嬉しくなかったと言われれば、間違いなくショックを受ける筈だ。
 今夜の件にも関わってきそうだし。

「ふーん。じゃあ、別に良かったんじゃない? 嬉しかったんなら」
「あのねぇっ!」

 シャッという鋭い音と共に再び試着室が開けられ、そこには普段着になったゆかりの姿があり、頬どころか耳の先まで赤くしてシェリルを睨んでいる。
 だが、そんな視線を向けられたシェリルの方は、ゆかりの様子を全く気にした様子もなく、口を開く。

「あら、何で怒ってるのかしら。別に、そこまで怒る必要もないと思うけど」
「……本気で言ってるの?」
「あー……うん、取りあえず2人共その辺にしておけ。折角久しぶりに月に帰ってきたんだか
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