暁 〜小説投稿サイト〜
社会人共がクトゥルフやった時のリプレイ
クロノスを喰らうもの
Part.8
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、代わりに恐ろしいものがあなたの目に飛び込んできます。
 薄暗い闇の中に輝く無数の青白い光。それは、校長室に入ってきた子供たちの虚ろな瞳の中からぼんやりと浮かび上がっていました。

「いーけないんだーいけないんだー、せーんせーにいっちゃーおー」

「いーけないんだーいけないんだー、せーんせーにいっちゃーおー」

「「「「「いいーけけないんだだーいけけけななないんだだだだー、せせっせ――――んせーにいいいっちゃちゃちゃちゃおおおお――――――――」」」」」

 最初の子供の声に続くように、子供たちの声が統一性もなく、バラバラな不協和音を奏でる。
 青白い光を瞳に宿してしまった子供たちからの、感情の起伏のない、平坦とした、しかし確かにそこにある、狂気を帯びたあなた達に対する咎める言葉は、呪わしき輪唱となってこの校長室に響き渡り続けました。
 探索者の皆さん、1/1D3の《SAN》チェックです。

 古美門《SAN》53 → 07 成功
 勇儀 《SAN》55 → 53 成功
 咲夜 《SAN》37 → 32 成功
 遊星 《SAN》40 → 10 成功
 京楽 《SAN》43 → 71 失敗
 理人 《SAN》55 → 02 クリティカル

 クリティカルを出した理人くんは正気度減少を免れました。

「ボクだけか(コロコロ)……1。よし、ボクも1点で済んだ。ツイてるね」

 皆さんやっぱり《SAN》チェックに強いですねぇ。だからこそこっちも潰す気が起きてきますよ。
 えー、子供たちの断罪の輪唱が響く中、ドアを開けて1人の男性が現れます。その男性は占いの館【ノーヴルヴェール】の支配人、祟道叡史張本人です。

「ボスの1人のご登場か」

 叡史は不気味な笑顔を浮かべたまま、淡々とあなたたちに一方的に語りかけます。

「少しやりすぎてしまったようだね、薄汚い犬どもめ。君たちの骨はこの面金村の土に埋葬してあげよう。安心して死んでくれたまえ」

 というわけで、戦闘開始です。頑張って生き残ってくださいねー。




     ――To be continued…
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