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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百二十三話 空に浮かぶ街その十三
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 他の戦士達が集まってきた、エグゼイドは自分の傍にきたレンに尋ねた。
「もう怪人はいないかな」
「はい、こっちは全部倒しました」
「もう一体もいません」 
 明も言ってきた。
「そのことも見て回りました」
「そう、それじゃあね」
「これで、ですね」
「この戦いは終わったよ」
「俺達の勝ちですね」
 レンはエグゼイドに明るい声で尋ねた。
「そうですね」
「うん、けれどね」
「それでもですか」
「今の戦いは多分緒戦だから」
 朝から真夜中までかかったそれはというのだ。
「だから決戦はこんなものじゃないよ」
「その通りだ、君達は見事な戦いをしたが」
 ここで声がした、そして。
 ネオショッカー大首領ドラゴンを思わせるその巨体が出て来てだ。その声が戦士達にこう言ってきた。
「これは小手調べだ」
「こいつが、ですね」
「うん、スサノオだよ」
 エグゼイドは皆実に答えた。
「そうだよ」
「やっぱりそうですか」
「僕達が倒すべき神だよ」
「如何にも強そうですね」
「ははは、しかし今君達と戦うつもりはない」 
 スサノオはこうも言った。
「姿は現したがな」
「それでもであるか」
「勝負は一ヶ月後にしよう、その時にだ」
「一ヶ月後にであるか」
「上を見て欲しい」
 オラゴン達にこうも言った。
「今の我々のな」
「上!?」
「上であるか」
 レンもオラゴンも他の面々もスサノオに言われるまま上を見上げた、するとそこにあったのは。
「街!?」
「空に浮かぶ街であるか」
「街程度じゃないかも知れないけれど」
「かなりの大きさであるな」
「そうだ、街だ」
 スサノオはレン達に答えた。
「空を飛ぶ街に君達を招待しよう」
「一ヶ月後にか」
「その日の朝六時にな、勿論君達から来てもいい」 
 ナポレオンに対しても答えた。
「六時にな」
「なら我々から行こう」 
 ゲンムがスサノオに返した。
「空だろうがだ」
「君達ならだな」
「あの島に行くなぞ造作もないことだ」
「あれっ、檀さん飛行機でも持ってるんですか?」
「飛行船位なら普通に持ってる人いるの」
 明日那が太陽に答えた。
「だからね」
「ああ、飛行船でですか」
「そう、あの街まで行けるわよ」
「それは楽ですね」
「空飛ぶ船を持ってる世界もあるしね」
「飛行機もですね」
「もっと凄いもの持ってる世界もあるしね」 
 それでというのだ。
「そのことは心配しなくていいわ」
「そうなんですね」
「ええ、だからね」
 明日那は太陽達にさらに話した。
「あの街にも乗り込めるわ」
「じゃあ俺達は一ヶ月後の六時にですね」
「ええ、乗り込みましょう」
 自分達からだ、そうしようというのだ。
「そうして勝ちまし
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