暁 〜小説投稿サイト〜
異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
耳障りな音
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どう箱を奪おうかと思っていると、そこで横からナイフのようなものが飛んできて大きな音を立てる。
 同時にその人物の手から箱が落ち、慌ててそれを拾おうとするも次の瞬間、

「はぁああああ」
「ぐふっ」

 いつの間にかそばに近づいていたキャサリンが、その箱を持っていた人物に蹴りを加える。
 清楚な白いローブから白く長い脚が見えて蹴りを加える様子に、俺は少し戸惑った。
 そういえば一瞬、視界からキャサリンが消えていたなと俺は思い出す。
 俺に、この箱を持った人物が気をといられているすきに、何かそういった魔法を使ったのかもしれない。

 そして結界に箱を包んで、キャサリンが箱を手に入れて、

「ご協力感謝します」
「いえ、はい。……体術がキャサリンは得意なのですか?」
「はい、たしなみ程度に少々」

 そう答えるキャサリンに、人は見かけによらないと俺達が思っているとそこで、耳障りな音が響いたのだった。
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