暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2227話
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のは、ニュータイプらしいクスコの咄嗟の判断と言えるだろう。
 代わりにヅダの左手には黄色いペイントが広がり、模擬戦のシステムによって左腕損壊という結果になったが。
 とはいえ、それで諦めない辺りが、クスコの心の強さだろう。
 十分敵に近づいたと判断し、真っ直ぐに高機動型ザクに向かって接近していく。
 当然ながら、左腕を破壊されたヅダを前に、2機の高機動型ザクも攻撃を集中させる。
 もしこの時、ジャンとマリオンの援護がなければ、恐らくはクスコのヅダは撃墜判定をされていただろう。
 だが、遠くから援護射撃をしてくるジャンとマリオンの攻撃を回避する必要もあるおかげで、クスコの機体は急速に相手に接近する事が出来た。
 それこそ、ヅダの機動力を最大限活かしたといったところか。
 そうして、次の瞬間には高機動型ザクの間近でショットガンを放ち、胴体を含むコックピット周辺に赤いペイントがこれでもかといった具合に広がり、撃破判定。
 続いて最後の1機……というところで、ショットガンの銃口を最後の高機動型ザクに向けようとした瞬間、クスコのヅダの胴体は、つい数秒前に自分が倒した相手を同じようにペイントが広がる。
 当然そうなればクスコの機体は撃墜判定になるが……次の瞬間、マリオンの放ったザクバズーカによる砲弾が最後の高機動型ザクの胴体に命中し、模擬戦は2機生き残ったルナ・ジオン軍の勝利で終わるのだった。
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